脱炭素化社会の実現につなげる製品や技術を認定する「川崎CNブランド」の第1回認定式が先月「カルッツかわさき」(川崎区)で開かれ、大賞を含む8製品が認定された。
大賞は、高出力と高効率(省エネ)を実現したJFEスチール(株)東日本製鉄所(京浜地区)の「高速モータ用Si傾斜磁性材料『JNRF®』」、国内初の自然由来ガスを絶縁媒体に用いた東芝エネルギーシステムズ(株)の「72kVガス絶縁開閉装置(GIS)AEROXIA™」、さらに地球温暖化係数が低い冷媒R32を採用した(株)富士通ゼネラル(本社・高津区末長)のルームエアコン「ノクリア」(2023年発売モデル)の3製品。運営を担う川崎CNブランド等推進協議会(足立芳寛会長)は認定製品を通じカーボンニュートラルの取り組みを波及させ、その実現を目指すとしている。足立会長は「市内6区から申請があり、臨海部の大企業に限らず、多くの事業者が環境配慮やCO2排出量削減へ意識を高めていると感じられた」と話した。
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まちづくりにSNS学ぶ11月8日 |
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