一青窈さんと好乃さん（中央）を囲む関係者ら
一青窈さん生歌披露
重い心臓病を患い、昨年心臓移植手術を受けた、五十嵐好乃さんが３月19日、川崎市内の小学校で行われた卒業式に出席した。
式終了後にサプライズゲストとして、歌手の一青窈さんが登場。「卒業生のみんなと好きな人が１００年続きますように」と願いを込め、大ヒット曲『ハナミズキ』、デビュー曲の『もらい泣き』を披露し、卒業生を祝福した。
｢友人に恩返しを｣
闘病中に、一青さんの歌に励まされたという好乃さんは「特に好きな『ハナミズキ』が聞けて良かった。特別な思い出になった」と笑顔を見せた。「このちゃんを救う会」を立ち上げ、心臓移植手術に向けて募金活動などを行い、今まで支えてくれた友人らに恩返しがしたいという好乃さんの思いから企画した今回のサプライズ。両親を介して、一青さんが社会貢献活動を目的に立ち上げた「一般社団法人ｇｉｇｉ」に相談。同団体のメンバーとつながりがあった、川崎高津ロータリークラブ（加藤昌紀会長）の支援により実現した。
川崎高津ＲＣがひと役
同クラブは、過去に好乃さんの心臓移植手術への募金に協力したこともあり、「新しいスタートを応援したい」という思いで支援することを決定。サプライズの後は、加藤会長以下、クラブメンバーらが一青窈さんと好乃さんを囲み、記念撮影で笑顔をみせていた。
生歌を披露する一青さん
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