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公開日:2026.09.04
地域住民が運営 「しんちの本棚」が1周年 あす5日、記念イベント
川崎市高津区二子の大山街道沿いにあるコミュニティスペース「ツクリバ」で、地域住民の発案とオーナーの想いが結びつき誕生した住民運営型シェア本棚「しんちの本棚」が1周年を迎えた。これを記念して9月5日(土)、記念イベントが開催される。
「しんちの本棚」は、地域住民やコミュニティのメンバーが本を持ち寄り、共有して利用する仕組みのシェア本棚。この企画・運営に取り組む中心メンバーのひとりで、個人事業主の堀澤美佳さんが「本をツールに人が集まる場を作りたい」と発案した。地域のさまざまな取り組みに関わるツクリバのオーナー・木村憲司さんに相談し、木村さんがスペースの利用を提案したことでプロジェクトが始動。さまざまな立場の参加者が集まり、2025年5月のプレオープンを経て同年8月に正式オープン。このたび1年の節目を迎えた。
本を通じた「地域の広場」へ
棚のオーナーである「棚主」が借り受けたスペースに本を並べ、「借りる」「買う」「店内で読む」の三つの機能を備えている。図書館より緩やかなルールで気軽に本を貸し借りでき、利用者は棚主の感性が光る選書を楽しむことができる。
プレオープン前から「読書や趣味を語る地域の広場」を目指してきた同所。この1年間で、その目標は確かな形となっている。
運営方針の話し合いや、棚主同士の交流を目的に「月例棚主ミーティング」を毎月開催。さらに広場としての役割を果たすべく、読書会や映画を語る会、子ども向け絵本や怪談話の会など、各自の趣味や関心に合わせた多彩なイベントが次々と実施されてきた。現在では、棚主が主体となって運営する“地域のつながりの場”として大きく育っている。
また1周年を記念し、棚主の有志が「発起人とオーナーによる立ち上げエピソード」や「棚主のおすすめ本」、「過去のイベント紹介」などを盛り込んだ冊子を作成。現在無料で配布している。
5日の目玉はトークショー
9月5日(土)に行われる1周年記念イベントは、午前11時から午後5時まで開催される。古本市やZINE(自主制作の出版物)の販売、選書サービスなどの出店企画に加え、コーヒーやワッフルの提供(売り切れ次第終了)も行われる。
目玉となるのは、棚主たちによる3部構成のトークショー。第1部では運営メンバーによる「本棚立ち上げ期の話」、第2部では棚主になったことをきっかけにやりたいことを実現した「3人組の話」、第3部では棚主であり子育て中の「パパたちの話」と、本棚から生まれたリアルなストーリーが語られる。現在は運営代表を務める堀澤さんは「ぜひ足を運んでもらえれば」と来場を呼びかけている。
イベントの詳細問合せなどは【携帯電話】080・9684・3187へ。
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