数値でみる川崎と高津 No.113 シリーズ 増え続ける不登校児童生徒 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
近年、川崎市でも不登校児童生徒数が増え続けており、2022年度は小学校で1144人、中学校で1672人と、いずれも過去最多となりました。
下記のグラフは、小中学校における不登校児童生徒数の推移です。この間、小・中とも増えていますが、特に小学校では2016年度の378人が1144人へと、3倍以上にもなっています。
不登校の要因としては、「本人の無気力、不安」が全体の3分の2を占めており、具体的に把握できていないケースが極めて多いと言わざるを得ません。
また学校内外の機関等で専門的な相談・支援を受けている不登校児童生徒の割合も年々減っており、2022年度では小学校で7割、中学校で4割程度にとどまりました。
他方で、教職員の過重労働も改善できておらず、児童生徒に向き合う時間が十分とれていないことが危惧されます。専門的な相談・支援体制を強化するとともに、フリースクールをはじめとする多様な学びの場を充実させるなど、子どもたち一人ひとりに対する支援を抜本的に強化しなければならないと、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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9月13日