小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載259回 「くにこ」の県庁見聞録 《番外編》 離党届を提出
司会)涙の記者会見になりましたね?
くにこ)ええ。私は自由民主党所属の神奈川県議会議員として1999年から高津区の方々に支えられ活動して参りました。しかしながら、信念をもって起こした行為が「党の規律をみだす行為」とされ、昨年暮れに「2年間の党員資格停止」という処分が下されたのです。
司会)納得のいく処分だったのですか?
くにこ)いいえ。その後は自分の主張の正当性をひたすら訴え続けてきましたが結局、受け入れられることはなく、やむなく自民党を離党することを決断。離党届については10月11日に党神奈川県連へ提出しましたがこれも受け取ってもらえず、現在(10月14日時点)は、高津支部預かりになっているようです。
司会)それで、冒頭の記者会見に至った、と。
くにこ)はい。離党を報告する記者会見は届け出提出の翌日、旧統一教会問題を長年取材されているジャーナリストの鈴木エイトさんと共に区内で行いました。
司会)断腸の思いを語られたようですね。
くにこ)そうですね。自身、7期約25年にわたって所属した自民党には素晴らしい仲間も多く、感謝の思いしかありません。そんな党の未来のために良かれと考えた行為によって、党を離れることになった点については、残念というしかありません。そんな思いが記者会見中の涙になって、溢れてしまったのかもしれません。
司会)今後は?
くにこ)支えてきてくれた多くの方々に今回の事の顛末(てんまつ)をしっかりとお伝えしていかなければなりません。また、私への支援がきっかけになり自民党に入党して下さった方も沢山おられますので、そういった方を含め、お一人おひとりにお詫びすると共に、離党することなった経緯などについて改めて説明する場を設けられれば、などと考えています。さらに次回(11月)の当欄においては、読者の皆さんにも今回の私の行為について、もう少し詳しく説明させて頂こうと思っています。
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