スポーツやワークショップを通して異文化交流するイベント「生田緑地国際スポーツ&カルチャーフェスティバル ウィズTAROマルシェ」(スポカルフェス)が6月8日(日)、生田緑地(多摩区)で初めて開催される。川崎市の外国人市民代表者会議で委員長を務めたスリランカ人男性と、英会話教室を営む日本人男性がタッグを組み、川崎の「新しい祭り」を目指している。
「スポカルフェス」は、5万人以上の外国人が暮らす川崎で、スポーツや文化、「食」を通じた異文化交流の場を創出する試み。多国籍編成のチームで綱引きや玉入れを競う「グローバル運動会」と、さまざまな国の文化体験ができるワークショップ、子どもたちのダンスや外国のパフォーマンスが見られるステージなどがある「カルチャーフェスティバル」の二部構成で、諸国の食が楽しめるキッチンカーも出店する。
多摩区内で英会話教室を営む高部真生さんと、高津区在住のペレーラ・ラヒルサンケータさんが企画。「リアルな異文化交流の場を作りたい」と考えた高部さんが、知人を介してペレーラさんと知り合い、今年1月から2人で準備を進めてきた。
「言葉の壁を超えて楽しむ場にしたい」と高部さん。ペレーラさんも「大いに盛り上げて川崎の新しいお祭りにしていきたい」と意気込む。
会場は生田緑地内の岡本太郎美術館に隣接する広場。運動会は午前10時〜11時半、カルチャーフェスは午前11時〜午後5時。問い合わせは運営チーム【電話】080・9007・0309。
![]() 高部さん(左)とペレーラさん
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