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高津区 トップニュース文化

公開日:2026.01.16

武蔵溝ノ口駅「ブレイキンの壁画」
末永く保て「聖地の象徴」
地元企業、善意の保護塗装(トップコート)

  • 無償でトップコート施工された壁画

  • (株)丸紘の光宗代表(左)と白井区長

 JR武蔵溝ノ口駅の南北自由通路に描かれた、躍動感あふれるブレイキンの壁画。この作品を長く保護しようと、区内を中心に塗装・内装を手掛ける「(株)丸紘」(光宗一城代表取締役/新作)が無償でトップコート(保護塗装)施工を実施した。

アート、昨年秋に完成

 JR武蔵溝ノ口駅の改札前通路は、パリ五輪金メダリストのAMI(本名・湯浅亜実)さんや世界的に活躍するSHIGEKIX(本名・半井重幸)さんらがかつて技を磨いた場所であり、「ブレイキンの聖地」として広く知られている。

 この特別な空間を地域の誇りとして形にしようと昨秋、区内の団体や企業、学校、ダンス関係者らで構成される「高津区ブレイキン・モニュメント制作委員会」が、世界で活躍する日本人ミューラル(壁画)アーティストのDragon76さんを招聘。地域住民らの寄付を募り、同通路にブレイキンをイメージした壁画を制作・寄贈した。

技術で「地元に貢献」

 壁画の制作過程の中で、高津区内で塗装や内容などを手掛けている「(株)丸紘」の社員が一念発起。完成していくアートに感銘を受け「自分たちの持つ技術で、この素晴らしい作品を守る協力ができないか」と高津区役所に相談。区役所職員らも専門技術による保護の必要性を認め、同社に対応を依頼し、壁画の美観を長期にわたり維持するための「トップコート」という保護塗装の施工が実現した。

 同社は元々、西洋左官の技術をいち早く取り入れた技術屋集団としても名を馳せている。作業を終えた光宗代表は「ブレイキンの聖地・溝口に誕生した壁画を、街の宝として長く守りたい一心で保護塗装を担わせていただきました。弊社の技術がアートと若者の情熱を支える一助となれば幸いです。これからも技術で地元の彩りに貢献して参ります」と話す。

区長から感謝状も

 今回の地域貢献に対しては昨年暮れに白井豊一区長より感謝状が贈呈された。白井区長は「溝口のシンボルとなったウォールアートを地元企業が自発的に守ってくださることは大変心強い。プロの技術による保護でより長く、美しく街を彩り続けてくれることに感謝します」と述べた。

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