神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2022年5月13日 エリアトップへ

川崎市立多摩病院 緩和ケア病棟を新設 今月、12床でスタート

社会

公開:2022年5月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
同病棟のスタッフら=先月28日
同病棟のスタッフら=先月28日

 川崎市立多摩病院(宿河原)が今月、東棟3階に緩和ケア病棟を新設した。市立病院では1998年に開設した井田病院に次いで2例目。12床を設け、がん患者や家族の暮らしをサポートしていく。

 がん等の生命を脅かす疾患に直面する患者に対し、痛みや苦しみを和らげ生活の質を向上させていく緩和ケア。多摩病院では3年ほど前から病棟開設の準備を進め、他病院の視察などに取り組んできた。新型コロナの状況も鑑み、5月1日に開棟の運びとなった。

オブジェ癒しに

 先月28日には、関係者が開棟に向けた式典を開催。結成35周年を迎えた川崎生田ライオンズクラブから、スワロフスキーのオブジェの寄贈もあった。同クラブの露木明美会長は「新しい病棟で終末期医療を担っていく皆さんが、ますます地域に貢献されることを願う」と期待。長島梧郎病院長は「緩和医療を地域の方に提供できる環境が整った。患者さんのつらい気持ちがこのオブジェで和らげば」と語った。

 同病棟の看護師は19人。癒しの空間をつくろうと、病室には水族館や花々をモチーフにした装飾を施した。統括する伊藤優子師長は「希望してこの病棟にきてくれたスタッフもいる。専門知識の教育に加えて、今後はスタッフのメンタルケアも必要」と気を引き締める。

 3月末に市が策定した「市立病院経営計画2022―23」内で、多摩病院は新規項目として緩和ケア医療の推進を明記。病棟の開設・運用のほかに、地域の医療従事者を対象とした緩和ケア研修会を実施する方針を掲げている。

病棟内に置かれたオブジェ
病棟内に置かれたオブジェ

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

「ばら苑の歩み伝えたい」

「ばら苑の歩み伝えたい」

ボランティアがCF挑戦

5月3日

春の看護イベント

多摩病院

春の看護イベント

5月13日 入場・体験無料

5月3日

良いまちを次代へ

地下鉄延伸期成同盟会

良いまちを次代へ

第6回総会で意思を共有

5月3日

市民に優勝を報告

Ⅴリーグ連覇 NECレッドロケッツ

市民に優勝を報告

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

登戸研究所資料館

「風船爆弾」めぐる対談

5月25日 参加者募集

5月3日

川崎市誕生、市民劇に

川崎市誕生、市民劇に

5月に2会場で上演

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook