多摩区・麻生区 文化
公開日:2025.07.18
第40回「麻生音楽祭」終幕
累計7千人が参加
今年で40回目となった「麻生音楽祭」は7月12日に最終日を迎え、麻生市民館ホールで「ポピュラーミュージックショー」が催された。6月からひと月にわたり続いた音の祭典は、この日の出演者全員がステージに上がって合唱する「Specialバンド」でフィナーレを迎えた。
麻生市民館が開館した翌年の1986年に「麻生音楽祭」は始まり、今では出演者約2千人、観客約5千人が参加する規模に成長した。
40回目となる今年は、2月に川崎市制100周年記念事業を兼ねた記念イベント「1000人でオーケストラと歌おう!」を特別に実施。約700人が参加し、坂本九さんの「明日があるさ」などを観客と共に熱唱した。
音楽祭は6月14日のオープニングコンサートを皮切りに、スクールコンサートなど6部門を6日間で開催。地域色豊かなステージが続いた。
最終日の12日はポップスやロックなど多彩なジャンルのステージが続いた。最終演目「40周年記念Specialバンド」では、出演者約60人のほぼ全員がステージに上がり、井上陽水さんと奥田民生さんの「ありがとう」を歌い、音楽祭は幕を閉じた。
実行委員長の池上裕子さんは「実行委員全員が『学園祭』のような熱量で準備を続けてきた。その全てを無事に終えられ、本当に感無量」と満面の笑みだった。
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