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公開日:2026.08.28

【多摩区】稲田町会連合会 紹介シリーズ【4】(防災) いざという時に助け合える街に 宿河原町会 毎年恒例の合同防災訓練

  • 救命機器を持つ井田会長(左)と消火器を持つ関山副会長

    救命機器を持つ井田会長(左)と消火器を持つ関山副会長

  • 心肺蘇生を体験する参加者

    心肺蘇生を体験する参加者

  • いざという時に助け合える街に (写真3)

 「大規模な災害が発生した際に、町会の区分けは関係ない」と、宿河原町会(井田光一会長)では、30年以上前から近隣の自治会・町会と協力しながら年に1回、稲田中学校で大規模な「宿河原地区合同防災訓練」を実施している。参加人数は毎年約600人。年度が替わった直後の4月から準備を始め、当日に向け、消防署や区役所、各地区の担当者と打ち合わせを重ねている。

 こだわっているのは「マンネリ化を防ぐこと」だという。「毎年同じだと参加者が減ってしまう。来てもらわないと何も始まらない」と井田会長は語る。来場のきっかけにと、川崎市消防音楽隊やカラーガード隊のパフォーマンスや、消防車の前で写真が撮れるコーナー、子ども用サイズの消防服の試着コーナー、放水体験など、多くの企画を用意。足を運んでもらうように工夫を凝らしている。

 もちろん、楽しいイベントだけでなく、いざという時に役に立つ訓練になることを目指している。大規模災害の発生時を想定し、来場手段は徒歩に限定。各地区の集合場所から稲田中学校までの避難経路を自らの足で確認する。会場でも放水ホースの水圧を体験する消火訓練や、三角巾を用いた応急手当講習など、実践的な内容が多数。「体で覚えて、体が動くように」が目標だ。

 準備を進める関山照夫副会長は「毎年、災害はどこかで起きている。参加して防災意識を高めてほしい」と話す。井田会長は「いざという時に大切なのは『地元に助け合える人がいる』ということだと思う。一緒に訓練に参加することで、関係性づくりのきっかけになればうれしい」と思いを述べた。

【多摩区】稲田町会連合会

川崎市多摩区登戸1775-1(事務局:多摩区役所地域振興課)

TEL:044-935-3133

http://www.tamaku-chouren.com/

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