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中原区 教育

公開日:2026.09.25

市立橘高校 異常気象の実態を学ぶ  東大教授がSDGs講演

  • 生徒らに向けて講演する中村氏

    生徒らに向けて講演する中村氏

 市立橘高等学校(中丸子/鈴木祐史校長)のマルチホールで9月14日、1年生275人を対象とした「SDGs講演会」が開催された。NPO法人かわさき市民アカデミー(三浦淳理事長)が主催したもので、今年から始めた高校生に向けた特別講座としては7月の幸高校(幸区)に続く第2弾の取り組みとなる。

 当日は、気象庁異常気象分析検討会会長で東京大学名誉教授の中村尚氏(66)が登壇。「近年の記録的猛暑や豪雨の実態―高校生に知ってもらいたい気象学・気候学」と題し、地球温暖化や異常気象の科学的なメカニズムについてわかりやすく解説した。参加した生徒らは、日常生活と密接に関わる環境変化の深刻さに真剣な表情で耳を傾けていた。中村氏は「異常気象の仕組みと世界の実情を理解し、命を守る適応と脱炭素の行動を期待したい」と話した。

 講演に参加した高橋翔さん(1年)は「SDGsには以前から関心があったが、自分ごととして考え、これから高校生として行動するためのヒントを見つけたい」と意気込みを語った。また、原田翔太郎さん(同)は「異常気象の原因を知り、今の自分に何ができるかを考えるきっかけにしたい」と話し、学びを今後の行動へつなげようとする姿勢を見せた。

 主催者は「将来を担う高校生が、科学的知識を通じて環境問題を自分ごととして捉える契機になれば」と期待を寄せる。

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