戻る

中原区 トップニュース社会

公開日:2026.10.23

川崎信用金庫 新城に複合施設の新支店 隣接の病院と土地を交換

  • 完成した「かわしん新城ビル」

    完成した「かわしん新城ビル」

 JR武蔵新城駅そばに、医療や介護機能を併設した複合施設「かわしん新城ビル」がこのほど完成した。川崎信用金庫と隣接する京浜総合病院が土地交換を行い、地域医療の空白期間を作らない建替えを実現させた。「地域課題の解決」と「まちづくり」をけん引した同信金の貢献により、医療・介護機能が一体となった新たな地域拠点が誕生する。

 今回の建替えの背景には、同金庫新城支店に隣接する京浜総合病院が抱えていた建物設備の老朽化問題があった。1966年に病棟が建てられてから60年以上が経過。総合病院として、入院病床を有し、終末期医療にも取り組んでいる中、診療を中断できないことから、同信金からの提案で互いの所有地を交換。同支店が仮事務所へ移転し、同病院を機能させながら、旧支店跡地で新病院を建設することで、地域医療の空白期間をなくした形だ。新病院は23年12月に完成し、開院。その間、旧病院跡地で新ビルの建設が進められ、今年9月に完成した。

 「かわしん新城ビル」は地上8階建て、延床面積約5245平方メートル規模。1、2階の同信金新城支店が11月9日(月)に営業を開始。4〜8階に(株)学研ココファンのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が入居し、11月1日(日)にオープンする。2・3階には、(一財)京浜保健衛生協会が運営する健診センターが27年4月に開設される予定だ。

地域課題解決へ

 上層階のサ高住は、駅や商店街にほど近い利便性を生かしつつ、隣接する京浜総合病院や健診センターとの連携による手厚い健康管理や医療サポートを提供。都市部で課題となる高齢者の住まい不足に応えるとともに、学研グループの教育・保育事業との連携による多世代交流の促進も図られる。

 同信金では近年、支店の建替えの際に、学生寮や保育施設を併設するなど、地域課題への取り組みを進めてきた。

 10月16日に開かれた完成披露式典で、同信金の堤和也理事長は「地域医療の要である京浜総合病院さまの力になることは、この街の『ベストサポーター』を標榜する川崎信用金庫に課された責任であると決意し、土地交換建替えプランを実行した。川崎で本モデルケースを発信することで全国で同様の課題を抱える医療施設の一助となれば」と力強く語った。

中原区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

中原区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 トップニュースの新着記事

中原区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS