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中原区 経済

公開日:2026.10.03

中原区基準地価 依然「上昇傾向」続く 市平均超える堅調ぶり

 神奈川県は先ごろ、土地取引の指標とされる「県内基準地価」(7月1日時点)を発表した。中原区の調査対象は住宅地9地点と商業地8地点で、1平方メートルあたりの全用途の平均価格は80万6200円。平均変動率はプラス6・9%と、前年(同7・1%)からやや縮小したものの引き続き上昇傾向をみせており、住宅地、商業地ともにおおむね堅調に推移している。

 地価の状況を用途区分別にみると、住宅地では、川崎市の平均変動率がプラス4・3%(前年同4・4%)に対し、中原区はプラス4・8%(前年同4・9%)。区内の調査地点では「上平間字四谷前1700番319」がプラス5・8%で最高上昇率となり、価格のトップは「小杉御殿町2丁目144番1」の65万5000円、次いで「上丸子山王町2丁目1319番4」の51万2000円だった。

区平均は県内トップ

 一方、商業地は川崎市の平均変動率がプラス9・1%(前年同9・2%)だったのに対し、中原区はプラス9・2%(前年同9・6%)。商業地では「新丸子東2丁目907番14」のプラス14・6%が最も高い上昇率となっており、価格では同地が235万円で区内で最も高く、次いで「木月1丁目457番5」(住居表示・木月1の29の19」が146万円だった。

 今回の調査地点のうち中原区内でマイナスの変動率となった箇所はゼロ。区内住宅地で価格が最も高かった「上丸子山王町2丁目1319番4」は、県内価格の上位3番目で、区内の平均価格47万1200円は県内でトップだった。

堅調の要因は交通利便性の高さ

 川崎市内全域における住宅地の概況について県は「都内との価格差や人口増加等を背景に、交通利便性が高い各駅徒歩圏を中心に需要が堅調で、継続して上昇が見られた。起伏のある地勢やバス圏においても、駅徒歩圏の上昇が波及し、継続して上昇が見られた」などとコメント。さらに商業地については「川崎駅や川崎市役所本庁舎に近い地域ではオフィスや店舗等の需要を背景に、川崎駅徒歩圏で上層階を共同住宅として利用可能な地域では旺盛な住宅需要を背景に、継続して強い上昇が見られた」と分析している。

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