中原区 意見広告
公開日:2026.10.16
市政レポート㉗ 令和7年度決算EVバス導入の影響は? みらい川崎市議会議員団 いど 清貴(きよたか)
市議会には、予算を議決し、その使い道と成果を審査して決算を認定する役割があります。3月議会の予算審査で質疑を行うことに加え、議決した予算が実際にどのように使われ、期待した効果が得られたかをチェックし、次の施策につなげていくことが大切です。
今回、決算審査特別委員会(環境分科会)では、令和7年3月に導入され、約1年間にわたり実証運行などの検証を行ってきた市バスのEV(電気)バス3両について取り上げました。
EVバスは走行時に排出ガスを出さないなど、環境面での利点があります。脱炭素社会に向け、次世代自動車の活用や新たな技術の検証を進めることは重要だと考えています。
一方、令和7年度の運行実績や維持管理費、整備体制などを確認すると課題も見えてきました。1Km当たりの動力費は61・3円で、ディーゼル・ハイブリッドバス43・5円の約1・4倍。車検・整備費用も約1・4倍でした。8年経過時に予定するバッテリー交換は、現時点のメーカー見積もりで1両約1200万円が見込まれています。運行面でも導入初期の手直しや不具合対応、法定点検などにより、年間65日の休車となった車両もありました。
今後も導入が計画されているEVバスは、購入費だけでなく日々の動力費、修繕費、将来のバッテリー交換費用まで含めた検証が欠かせません。安定した運行を支える整備員の育成も重要です。
市民の足である市バスには、持続可能な経営が求められます。市民に負担を求める以上、環境面の効果と経営への影響を丁寧に確かめ、課題を整理した上で、将来にわたり安全で安定した運行を維持できる車両導入を引き続き求めて参ります。
井土清貴
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川崎市中原区上小田中6-50-1
TEL:044-299-7373
FAX:044-299-7374
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