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公開日:2026.09.11
川崎市 「全天候型あそびば」整備へ 各区、既存公園に設置
猛暑や天候不順が続く中、子どもたちが年間を通して安心して遊べる場を確保しようと、川崎市は「全天候型あそび場の基本的な考え方(案)」を取りまとめた。市内7区に各1カ所の整備を目指す計画で、市は9月15日(火)から募集するパブリックコメントを踏まえて、2027年度から順次整備していく方針だ。
近年、毎年のように続く記録的な暑さや雨の日の増加により、子どもたちの屋外遊びの環境が著しく制限されている。こうした課題に対応し、市は、公園の豊かな自然や木陰を生かしながら、屋内外で天候に左右されずに思い切り体を動かせる全天候型の施設整備に乗り出す。
計画では、既存の公園に「屋内」「半屋内」「屋外」の3エリアを設ける。「屋内」は体を動かす「動」と、思考を働かせる「静」の双方の要素を備える。「半屋内」は、屋内外をつなぎ、風通しの良い日陰空間として夏の熱中症対策としての「クーリングシェルター」の機能も兼ね備える。「屋外」は、既存遊具に加えて新たな遊具の設置。施設の延べ床面積は150〜300平方メートル程度を想定し、建物等には国産木材やサステナブル素材を積極的に採用。また、授乳室やおむつ替えスペース、常駐職員の配置など、安全・安心に配慮した管理体制を整える方針だ。
27年度から順次
整備計画は2期に分けて進行する。第1期(27〜29年度)では川崎区・中原区・麻生区の3区で設計・整備を行い、第2期(28年度以降)で幸区・高津区・宮前区・多摩区の残り4区を進める予定だ。公園については、一定の面積を確保する必要性から総合公園、地区公園、近隣公園を対象に、立地などを踏まえて選定。第1期では、川崎区の大師公園、中原区の中原平和公園、麻生区の万福寺檜山公園を候補に、現在、市が公園周辺の住民の意見を募っているところだという。
市みどり・多摩川事業推進課の担当者によると、横浜市に同じような施設があり、雪が多い地域でも同様の施設があるという。「民間にも屋内で遊べる施設はある。無料で常日頃から天候に関係なく利用できる施設をつくることで、都市の価値を高める魅力ある公園づくりを進めていきたい」としている。
意見募集は10月20日まで
パブリックコメントの閲覧資料は、市ウェブサイトのほか、各区役所の市政資料コーナー、市民館、図書館などで確認できる。締め切りは10月20日(火)。提出は専用フォーム、郵送、FAX、持参で受け付ける。
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