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中原区 人物風土記

公開日:2026.09.18

法政大学第二高校ハンドボール部の監督として県内6連覇を達成した 寄 修平さん 中原区在勤 32歳

  • 寄 修平さん (写真1)

「人財教育」の求道者

 ○…高校ハンドボールの神奈川県大会で、法政二高の監督として6連覇に導き、全国高校総体も昨年は準優勝、今年はベスト8に進出。高校総体を最後に監督を退くことをチームに伝えていたこともあり、生徒たちも一致団結して監督と共に有終の美を飾ろうと奮闘したが、目標としていた全国制覇には届かなかった。「選手も最後だというのを感じ取っていてくれたんですけどね。志半ばで退くことになり、悔しいですね」と胸の内を語る。

 ○…法政二の体育教員になって9年目。教科、クラス、部活運営の最前線を走ってきた。必死になって取り組む中で、見えてきたものがある。いろいろな悩みを抱える生徒、保護者、そして教員の姿だ。自校だけでなく、ほかの学校でも同じだと聞いた。「希望溢れる子どもを育てるには、教育の質を上げること」と説く。「生徒、保護者、教員それぞれに寄り添うために、もっと勉強がしたい」。それが監督を退く理由だった。

 ○…東京都江戸川区の出身。中学でハンドボールを始め、強豪の法政二の門をたたいた。1年生の冬、2年生の秋に膝の前十字靭帯を損傷する大けがを負った。落ち込む中で、恩師から言われた言葉が「乗り越えられる者にしか、試練は与えない」だった。「困難なくして栄光なし」を胸に、仲間の支えもあり、懸命にリハビリし復帰。大学でもハンドボールを続け、母校へ帰ってきた。

 ○…体を鍛えることが趣味。学校のトレーニングルームで生徒たちと筋トレに励む。これからの目標は、「一人でも多くの強くたくましい人を育てること」だ。強い人は自分に対しても、他人に対しても優しくなれる。そうした「人財教育」を自身の活動の指針とし、これからも走り続ける。

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