市政報告 ひとり親家庭の支援と公立小HPの充実を! 川崎市議会議員 山田えり
ただ今、令和2年第1回川崎市議会定例会が開催中です。
今議会は予算審査特別委員会で令和2年度の川崎市予算の審議が行われています。私は〈ひとり親支援について〉〈公立学校のHPについて〉取り上げました。
ひとり親支援について
ひとり親家庭の問題は、その貧困率です。本市母子家庭の母の41・5%が就労収入200万円未満、350万円未満で見ると66・8%です。
ひとり親で貧困も重なると、子育てに手が回らない、子どもの生活・学習習慣が身に付きづらいという負の連鎖につながる恐れがあります。そのためのひとり親自立支援として本市には様々な制度があり、令和2年度川崎市予算案では「ひとり親家庭支援施策の推進」を掲げています。その内容は、小学校5・6年生〜中学生の学習支援・居場所づくり事業。小学生からの切れ目ない学習支援で、より深い学びの提供を要望しました。
また、本市にはひとり親家庭サポートガイドブック「まなざし」という冊子があります。離婚の際まずやるべきことや、お困りの項目・子どもの成長ごとにまとめられており非常に分かりやすい1冊です。必要な方に届けるべく、ご本人や周りでお困りの方がいたら是非、お知らせください。
公立学校のHPについて
皆様はお子様の通っている小学校のHPを見たことはありますか?その内容は、更新頻度が高く充実している学校もある一方、活性化していない学校もあり、運用にばらつきを感じます。運用指針は現在明確には示されておらず、更新頻度も内容も各学校に丸投げの状態です。新型コロナウイルスの休校措置対応において、もし情報発信できるHPであれば、情報共有も迅速にでき、休校中はHPに課題をアップしたりと学習支援もできていたのではと悔やまれます。教育委員会もHPの重要性の理解はあり、充実化への検討をするとのことでしたので、魅力的で発信力あるHP運用を要望しました。
これからも、市民の皆様の利便性向上のため、取り組んで参ります。
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4月19日
4月12日