神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2021年8月27日 エリアトップへ

大島三丁目子ども会野球部 OB緒方選手の活躍刺激 関係者語る才能の片鱗

スポーツ

公開:2021年8月27日

  • LINE
  • hatena
大島三丁目時代の緒方選手=浦田幸延さん提供
大島三丁目時代の緒方選手=浦田幸延さん提供

 高校野球の第103回全国選手権大会の1回戦で逆転サヨナラ本塁打を放ち、地元を沸かせた横浜高校1年生の緒方漣選手は川崎区の大島三丁目子ども会野球部出身。緒方選手の祖父やチーム関係者が在籍時を語った。

 祖父浦田幸延さん(67)によると、緒方選手は3歳の時からボールを持ち、同チームに入部した兄や姉に連れられて練習場に顔を出したという。いつしか交じって練習するようになり、1年生で入部。3年生までプレーした。1年生からレギュラーとして活躍し、自ら志願しショートを守った。村田正夫総監督(65)は「背は小さいが、打球に向かう一歩の早さや野球感はずば抜けていた」と振り返る。甲子園での遊撃手としての堅実なプレーの片鱗も垣間見えていたという。

 コーチを務める蓑上武志さん(39)と同チームの副キャプテンを務める息子・瑛大さん(12)は、明け方4時頃からボールを持って公園に出かけたり、夜中練習する姿が印象に残る。「うまくなりたいという思いが当時から伝わってきた」と語る。

 緒方選手の活躍に後輩たちも刺激を受けている。試合をテレビ観戦した副主将の小澤琉生さん(11)は「緊張するのではと思ったけど、落ち着いてしっかり守備をしていた。2戦目は負けたけど、ヒットを2本も打ってすごい」と感心。主将を務める船橋真輔さん(11)は「1年生でもホームランを打てる力に驚いた。自分も甲子園を目指したい」と語った。

 小澤嶺監督(37)によると、今年春の選抜で優勝した東海大相模高の石川永稀投手も同チームの出身者だという。チームはコロナ禍で思うように練習ができない中、卒業生の活躍がモチベーションになり、部員集めにも弾みがつく」と話す。緒方選手や石川選手らに対しては「後輩たちのためにも1回顔を出していただきたい」と語る。チームは今週末、川崎市学童軟式野球川崎区大会1回戦に臨む。

刺激を受ける後輩たち
刺激を受ける後輩たち

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

川崎区版SDC始動

川崎区版SDC始動

地域課題解決へ

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook