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公開日:2022.03.25

川崎市
都市景観で2社表彰
JR東日本とニチガス

  • 表彰を受けたJR東日本とニチガス関係者ら=川崎市提供

  • カワサキデルタ

  • 夢の絆・川崎

 川崎市は良好な都市景観形成に積極的に協力したとして、3月15日、JR東日本とニチガスの2社を表彰した。両社は地域への思いを口にした。



 JR東日本は川崎駅西口の大規模複合施設、KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)が対象。ホテル(地上16階)、オフィス棟(地上29階)、商業棟(地上5階)からなり、昨年5月にオープン。「落ち着きと知性が感じられる街並み作りをし、緑豊かで潤いのある多様な滞留空間を作り、暖かみのある色彩・素材を使用し、周辺建築物との調和をはかっている」点が評価された。



 同社の照井英之執行役員横浜支社長は「交流・憩いの場として地域に親しまれるようになれば」とコメントした。



 ニチガスは川崎区浮島町のLPガス物流拠点「夢の絆・川崎」が対象。全長259・1メートル、高さ19・1メートルで、昨年3月開設。「臨海部という場所の特性を踏まえた、快適で活気のある新たな産業景観の創出に寄与。クジラをイメージした流線型の膜屋根はライトアップ時に魅力ある夜間景観を演出。道路と境界に適切に緑を配置し周辺への広がりある景観形成に努めている」点が評価された。



 同社は「地域社会と一体になって、総合エネルギーのソリューション・サービスをさらに進化させていきたい」とコメントを寄せた。



 同表彰は1995年度から行われ、昨年度まで個人・団体・事業者100件に授与している。

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