川崎鶴見臨港バス(川崎区中瀬/平位武社長)は9月13日、川崎市内を走るバスの運賃を2023年3月から値上げする方針を発表した。同日、国土交通大臣あてに上限運賃変更認可申請を行った。
大人の現金・IC運賃を210円から220円、子どものIC運賃105円を110円に引き上げる予定。通勤定期も値上げするが、通学定期は据え置く。
同社の市内線の運賃値上げは消費税率改定によるものを除き、1995年3月以来、28年ぶり。
コロナ禍や少子高齢化といった社会情勢の変化における輸送人員の減少、燃料費の高騰、車両の更新、老朽化した営業所施設の改修、キャッシュレス決済などへの対応を踏まえ、運賃改定が必要と判断した。
今後、ハイブリッドバスや、22年度末には連節バスの導入を計画するなど、1両あたりの輸送力を向上させ、脱炭素社会への取り組みを推進していくとしている。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|