市政報告
ＪＲ川崎駅を誇れる川崎の玄関口に
川崎市議会議員　山田えり

カラーコーンによる雨漏りの注意喚起

　ＪＲ川崎駅は１日の乗降者数約21万人、複数商業施設が隣接するビッグターミナルです。今年は市制１００周年、そして、その象徴的な事業である「全国都市緑化かわさきフェア」が開催されます。まさに川崎の玄関口として、市内外多くの方を迎える場所です。

　駅周辺には、北口通路、中央通路など複数通路があり、こちらは本市が管理しています。１日の通路歩行者交通量は中央通路で21万人と、大変多くの人が行き交います。そんな川崎駅ですが、雨の日は通路に「雨漏り注意」のカラーコーンが置かれ注意喚起が行われています。

　市制１００周年を迎え活気あふれる川崎で、「全国都市緑化かわさきフェアという素敵なイベントをやっているそうだ」と楽しみに川崎を訪れてくださった方が、川崎駅を降りたときに、一番最初に目にする光景としては残念であり、その見た目の悪さのみならず、滑ってしまう危険性もあります。

　修繕が必要と考え、令和５年川崎市議会第５回定例会で質しました。

早急に調査と補修工事を実施

　雨漏りが生じた場合には、速やかに注意喚起などの対応を実施していることから、事故は確認されていませんが、今後の対応については、雨漏りの原因を早急に調査し、必要な補修工事を行っていくとの事です。

　今年の市制１００周年に向けて、ＪＲ川崎駅周辺通路全体の修繕個所を今一度見直し、市内外多くの方を安全安心に迎える必要もあると考え、質しました。

点検項目の見直しも

　定期点検等を実施しているところではあるが、今後は点検項目を見直し、雨漏りに関しても適切な維持管理に努めるとともに「全国都市緑化かわさきフェア」などにおいて川崎駅周辺を利用する皆様が、自由通路等を快適に通行していただけるよう、安全な歩行空間の確保に努めていくとの事です。訪れてくださった方が「さすが川崎市だ」と、そして市民の皆様が「川崎市さすがでしょ」と思ってもらえるように、誇れる川崎の玄関口として、市内外多くの方を迎える準備をしっかりとするよう要望しました。

　ＪＲ川崎駅周辺について、その他お気づきの事がありましたら、是非お声をお寄せください。