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川崎区・幸区版 公開:2024年4月5日 エリアトップへ

公示価格、上昇幅が拡大 川崎区は商業地が8%以上

社会

公開:2024年4月5日

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商業地で最高価格となった「駅前本町11番地1外」付近
商業地で最高価格となった「駅前本町11番地1外」付近

 国土交通省がこのほど、2024年の公示地価(1月1日時点)を発表した。川崎市では、住宅地、商業地ともにすべての区で上昇。住宅地の平均変動率は3・2%(前年1・7%)、商業地では7・1%(前年4・3%)と上昇幅は拡大した。

 国交省の発表によると、川崎市の住宅地は、都内との価格差や人口増加などを背景に、交通利便性が高い住宅地域を中心に需要が堅調で、地価は上昇傾向にある。起伏のある地勢やバス圏においても、駅周辺部の価格上昇の波及や住環境の需要の多様化により、全年に横ばいだった地点でも上昇が見られた。

 商業地では、新庁舎が整備された川崎市役所周辺で、発展的期待感から上昇が見られた。また、駅に近く平坦で、上層階を共同住宅として使用することが可能な地域では、旺盛な住宅需要を背景に、継続して強い上昇傾向にあるという。

川崎区

 川崎区では、住宅地で3・2%(前年2・2%)、商業地で8・8%(前年5・0%)、工業地で6・3%(前年4・3%)と、いずれも昨年に比べ上昇幅が拡大した。特に商業地は、個別の地点別で、区内の4地点が県内上昇率順で3、5、6、8位となり高い上昇率となった。

 区内の住宅地の最高価格の地点は「池田2丁目172番9」で38万1000円。最も上昇したのは「小田栄1丁目8番12」で3・8%だった。商業地での最高価格は「駅前本町11番1外」で580万円。最も上昇したのは、「日進町23番8」で15・6%。工業地では最高価格が「東扇島17番3」で27万7000円、上昇したのも同地点で8・6%だった。

幸区

 幸区では、住宅地で3・1%(前年2・2%)、商業地で7・9%(前年5・3%)と上昇幅が拡大している。

 区内の住宅地の最高価格の地点は「下平間字稲荷耕地97番5外」で43万1000円。最も上昇したのは「古川町42番2」で5・1%だった。商業地の最高価格は「堀川町72番2外」で404万円。最も上昇した地点は「大宮町14番5」で11・1%だった。

 公示地価は、国交省の土地鑑定委員会が年1回、全国に定めた標準地の1平方メートルあたりの正常な価格を示したもので、土地取引の指標となっている。

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