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公開日:2024.04.12

川崎商議所
誘客拡大のヒント探る
スポーツ、観光事業者が意見交換

  • 持論を展開するパネリスト

 川崎商工会議所サービス業部会かわさき観光研究会(阿部勝部会長)は3月27日、同商議所KCCIホール(川崎区駅前本町)で「川崎の魅力再発見」と題したパネルディスカッションを行い、誘客に向けたヒントを探った。

 パネリストには、サッカーJ1・川崎フロンターレの吉田明宏社長、男子プロバスケットボールBリーグ・DeNA川崎ブレイブサンダースの元沢伸夫会長ら4人が登壇。ファシリテーターはJTB 横浜支店の高橋伸明支店長が務めた。

 川崎の魅力スポットについて、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアムの藤井謙宗社長は、生田緑地を挙げた「広大な森の中に(川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムや川崎市岡本太郎美術館といった)海外の人が興味を持ってもらえるような素晴らしい場所がある。その割には(知られておらず)もったいない」と残念がった。一方、元沢会長は「川崎駅前はソフトコンテンツを中心にアジアの方を呼べるポテンシャルを秘めている。仕掛けをどれだけできるかが重要」と語った。

 ザ・カハラホテル&リゾート横浜の阿部泰年総支配人は「世界の富裕層は移転前の築地市場のようなローカルな体験をしたがる。川崎らしさに集中してコンテンツを見出せば食いついてくる」と持論を展開。吉田社長はナイトタイムエコノミー(夜の経済活動)について触れ、「サッカー興行を行う中でこれからの最大の敵は地球温暖化。ナイターが終わった後、横浜=中華街のように、おいしいものが食べられるところが市内で結びつくといい」と述べた。

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