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東京五輪ロードレース コース決定、市内走行へ スポーツ・観光振興に期待

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掲載号:2018年8月23日号

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 2020年東京オリンピック競技大会の自転車ロードレースのコースがこのほど決定し、男女ともにその一部が相模原市内を走行することがわかった。市内が同大会の会場となる唯一の可能性を持つ競技であったことから、昨年6月からコースの誘致を要望していた市では、「大変喜ばしい。今後多くの市民が競技の魅力にふれ、楽しんでいただけるよう成功に向けた取り組みを進めていきたい」としている。

 ロードレースのコースをめぐっては、2015年12月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で皇居外苑を発着点とすることが承認されたが、その後の国際自転車連合の要望で都内をスタートし富士スピードウェイ(静岡県)をゴールとするコースも検討されていた。

 新コース案は相模原市内を通る可能性があったため市は昨年6月、ルート上にある八王子市などとともに、6市で誘致の要望書を大会組織委員会と東京都に提出していた。

 今回発表されたコースは、武蔵野の森公園(東京都)をスタートして、富士スピードウェイをゴールとする男子約244Km、女子約147Km(パレード走行区間10Km含む)。そのうち相模原市内を走行する距離は約30Km。多摩市方面から町田街道を通り橋本駅の北側を抜け、国道413号から旧小倉橋などを経由して、青山交差点から道志みちで山梨県へ抜ける緑区内を横断するルートだ。コース決定を受けて加山俊夫市長は、「トップアスリートによる競技を間近で観戦できる貴重な機会」と喜びのコメントを発表。また、「大会後のレガシーとして、本市のスポーツ振興や観光振興につながる」と期待を寄せた。

 市民の期待も大きく、コース沿いにある相原二本松商店街の上原泰久会長は、「コースは歴史的な遺産として残るので、商店街の街づくりに生かしていけたら」と話す。

機運醸成図る

 競技は男子が五輪開会式翌日の2020年7月25日、女子が26日に行われる。市によると、今後は組織委員会で交通規制や緊急搬送など運営の詳細を協議し、沿線住民らへ説明していくという。来年夏には本番さながらのテストイベントが行われ、市では、沿道で大会の設営補助などを行う沿道地域協力員(仮称)も来年1月頃から募集する予定。

 観戦は歩道で行う想定。市ではスポットを設けてイベントなどを行う構想もある。同課では「ライブ配信があればパブリックビューイングなどの可能性も広がる」と話す。

 今後、市では競技そのものの説明に加えて、シティセールスにつなげるための映像を作るなどして、市内外の人にロードレースと相模原市の魅力をPRし、機運の醸成を図っていく考えだ。

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