さがみはら中央区 意見広告
公開日:2023.01.26
県政報告Vol.59
県政の課題を問う
自民党県議会議員 河本(かわもと)文雄(ふみお)
昨年12月に県議会第3回定例会で行った一般質問の一部を報告いたします。
戦争体験や記憶の次世代継承
戦争経験者の高齢化が進み、戦争の記憶が遠いものになってきています。戦争体験や記憶を若い世代に継承する取組について質問しました。
知事は「県の戦没者追悼行事に学生の意見を取り入れたり式典に参加してもらうなどの取組を進める。スマートフォンで戦争の体験や記憶を学ぶことができるよう、戦没者追悼施設や戦争体験を紹介するポータルサイトを新たに開設する」と答弁。また現在、戦争体験者の証言の姿を映像化した画面の中の語り部が子どもたちに自分の体験を語ったり質問に答えたりするAIを活用した取組が始まっており、新技術の導入を検討するなどして若い世代に戦争の記憶や証言を伝え続ける環境づくりに取り組む考えを示しました。
デジタル化へ早急に取り組んでもらうこと、小中高校生ら若い世代が追悼式で式辞を述べるなど中心的役割を果たしてもらうことを求めました。
特殊詐欺被害防止対策
特殊詐欺被害を防ぐには自治体や事業者、地域住民との連携が必要であり、特に被害者が犯人に渡す現金を用意するために訪れる金融機関と連携した対策が重要です。これまでの対策と今後の取組を問いました。
県警察本部長は、迷惑電話防止機能付き電話機の普及促進、県及び事業者と地域安全に関する協定を締結するなどの対策を進めており、金融機関には詐欺を見抜くチェックシートを配布し、窓口職員の声かけ訓練を実施。引き続き最重要課題と位置付け、官民一体となった被害防止対策に取り組む方針を示しました。
金融機関との連携強化とともに、ATM等があるコンビニとの情報交換も密にしてもらうよう要望しました。
健康団地の推進に向けた取組
高齢化が進む県営団地では、入居者の「健康」に着目した取組をしっかりと展開することが必要なため、どう取り組んでいくのかを問いました。
県は今年度、シニアによる合唱活動を始めており今後、屋外でのウォーキングや健康づくりの体操など感染リスクが低い運動プログラムの実施や多世代が交流する催しなどにより高齢者がいきいきと暮らすための取組を加速していく方針です。
合唱コンクールに出るなど目標を持って取り組むことで活動が広がり、地域住民とも連携ができます。そのような事業の推進を求めました。
県立高校の老朽化対策
県立高校は多くが設置から40年以上を経過しているため、経年劣化の進んだ校舎が見られます。校舎等の老朽化対策をしっかりと行い計画的に長寿命化を図ることが重要です。また、老朽化による施設の不具合は年数だけでは判断できないところがあり、実際に利用している教職員や生徒、保護者等の意見が反映されるよう問いました。
県は現在、新まなびや計画に基づき耐震対策と併せて老朽化対策に取り組んでおり、また、各学校で緊急に対応するべき修繕が生じた場合は各所営繕工事により適切に対応していると答弁。今後は、学校利用者等の要望をよく聞きながら効果的な老朽化に取り組んでいく考えを示しました。
このほか、農業遺産の認定、かながわ駅伝、境川の整備、普及指導員による農業者支援について質問しました。
神奈川県議会議員 河本文雄
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相模原市中央区東淵野辺5-21-11
TEL:042-707-8836
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