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さがみはら中央区 意見広告

公開日:2023.03.30

県政報告
いのちを守り、未来を育む
神奈川県議会議員(公明党県議団)佐々木 正行

 県議会第1回定例会の予算委員会での質疑内容の一部を報告致します。

医師の働き方改革等について

 医師の働き方改革について、医師は業務の特殊性を踏まえて猶予期間が設けられ、規制の適用は令和6年4月から導入されることから、現在、医療機関において鋭意取り組まれています。しかし、医師の労働時間を短縮すると医師不足が発生し、救急医療などへ影響が及ぶことも懸念されます。そのため、県では地域ごとにワーキンググループを設け、各医療機関の働き方改革の状況を共有するとともに、各地域の救急医療の現状を示すデータなども共有し、地域医療体制の確保のための議論につなげていこうとしています。

 今後、医師の総労働時間が減少する中、地域医療を守るために、各医療機関がどのような役割を担っていくべきか、まずは、関係者と問題意識を共有し、医療現場が「遵守できる」と感じることのできる医療提供体制を構築していくことを強く要望しました。

困難を抱える子どもたちへのメタバース等を活用した支援について 

 困難を抱える子どもたちへの支援として、よりSOSを出しやすい心の居場所となるような環境を整えていくべきと考えメタバース(インターネット上の仮想空間)の活用について聞きました。令和5年度、ひきこもり対策として「メタバースを活用した社会参加支援」事業に新たに取り組むねらいを質問すると県は「対面での交流を苦手としているひきこもり当事者が外出せずに人と交流し、社会参加の一歩を踏み出すきっかけを作ることがねらい」と答弁しました。

 メタバース内でアバター(ユーザーの分身)姿で相談したり同じ悩みを持った方が交流することも有効と考え、既に積極的に取り組んでいる心理カウンセラーの団体もあるようなので検討を進めては、との質問には「将来的にはアバターの姿での相談や参加者同士の交流が可能と考えておりその際は心理カウンセラー等専門家との連携を検討していく」と答弁。私が実現した「SNSいじめ相談@かながわ」等の相談窓口を仮想空間内で参加者に周知することは可能か、という質問には「令和5年度の事業では県の相談窓口の案内を予定しており、所管の教育局と調整の上、周知は可能」と答弁しました。

 教育長にもメタバースの有効活用について問うと、「不登校が続く子どもたちの社会的自立を促す手段として新しい可能性を感じている」と答弁。一方で発達段階に応じた対応など留意すべきことにもふれ、「こうした点に配慮しながら、困難を抱える子どもたちへの新たな支援策の一つとしてメタバースの活用を検討していきたい」と答弁しました。

神奈川県議会議員 佐々木正行

相模原市中央区相模原

TEL:042-757-6010

www.sasakisite.com/

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