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さがみはら中央区 経済

公開日:2025.07.31

リサイクル
重要性浸透も担い手課題

産廃業者が調査

 SDGsの考えが広がりリサイクルの重要性が認識される一方、その担い手確保には大きな課題が--。市内業者による調査でそのような実態が浮かび上がった。

 調査をしたのは、中央区宮下本町に本社を構える産業廃棄物処理業者「株式会社旭商会」。6月上旬、リサイクルに対する意識や業界の現状を把握することを目的に、県内在住の20代から40代の男女600人を対象にインターネットでアンケートをとった。

 業界のイメージについて尋ねたところ、「環境を守る重要な仕事」との回答が最も多く、次いで「あまり知らない」が続いた。また、「業務がきつそう」など、いわゆる「4K」といったネガティブな印象も多く見られた。これについて浦部大輔社長=写真=は「依然としてマイナスな印象が根強いが、社会的意義についての理解は徐々に広がっている」と分析する。

 その一方で、業界への就業意欲となると回答は大きく変わり、「興味がある」と答えたのは全体の1割強にとどまった。浦部社長は「現場を支える次世代の担い手確保が課題。行政とも連携しながら、具体的な解決策を模索していきたい」と語った。

 このアンケートは同社HPで公開されている。

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