南区内で活動しているミニバスケットボール(ミニバス)チーム「若松クラブスポーツ少年団」(滑川千恵子コーチ)と「相模台WEED(ウィード)」(上原孝コーチ)の男子2チームが、今年1月に小田原市や藤沢市などで行われた第34回「神奈川県ミニバスケットボール決勝大会チャレンジカップ」(県バスケットボール協会主催)で、ともにベスト8の好成績を収めた。
ミニバスは、12歳以下の小学生を対象とするバスケットボール競技。
昨春、市内20チームが参加した北相東地区春季大会で、WEEDが1位、若松クラブが2位となった。次のステップで、相模原・座間・大和・厚木など9市町から53チームが参加した11月の北相選手権では、WEEDが2位、若松が3位と上位に入った。
両チームは32チームが出場した次の県大会でも躍進。それぞれ優勝、準優勝したチームに敗れはしたものの、3回戦のベスト8に食い込んだ。
若松クラブのチーム関係者によると「南区内から県8強に2チームが残るのは珍しく、快挙」という。今年結成5年目で、過去最高の成績を収めたWEEDの上原コーチは「子どもたちが頑張ってくれた。まだできて新しいチームだが、今後も全国大会を目指して練習に励みたい」と話した。
基礎を忠実に
若松クラブは谷口台・若松・大沼小学校を、WEEDは相模台小学校を拠点とし、両チームとも男女それぞれ活動している。女子においては昨年の県大会で若松クラブが初優勝。全国大会で2位となっている。
3月17日、麻溝台の市立総合体育館で若松クラブの練習が行われた。この日は6年生が中心。全国大会へ挑む「六ッ川ミニバスケットボールクラブ」(横浜市)との壮行試合に合同チームで臨むため、WEEDからも2人が参加した。選手は同クラブの滑川コーチの指導の下、2つのボールを使って両手で同時にドリブルをしたり、練習の合間にコートを全力で走ったりと、機敏に動き回っていた。
滑川コーチは「とにかく基礎を忠実に教えている。春先は負けるが、夏を過ぎた頃から、身に付いた基礎が生きてくる」と指導方針を語った。
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