女子サッカーチーム・ノジマステラ神奈川相模原(ノジマ)の下部組織「ドゥーエ」が、8月に行われた第15回県女子ユースサッカー選手権大会(兼第20回関東女子ユースサッカー選手権大会予選大会)で優勝し、大会連覇を飾った。
大会には県内の7チームが参加し、2組に分かれ予選リーグを実施。各組上位2チームによる決勝トーナメントで優勝を争った。昨年、同大会を制し連覇を狙うドゥーエは、予選A組を1位で通過。準決勝でB組2位の横須賀シーガルズJOYを10対0の大差で下すと、決勝では大和シルフィードU―18に5対0で快勝し、予選2戦を含めた全試合無失点で優勝を果たした。チームを率いる遠藤省太監督は「初戦を無失点で勝ち、波に乗れたのが大きかった」と大会を振り返る。
ドゥーエはノジマの下部組織で、18歳以下の選手で構成される、いわばトップチームの”妹分”的存在。2014年に活動を開始し現在25人が所属している。今の高校3年生は第一期生。「昨年高2までのチームで優勝していたので連覇は意識した」と遠藤監督は話す。
県大会の上位3チームは今秋行われる関東大会へ出場する。関東では昨年、一昨年と初戦で敗れているドゥーエ。今年は4チームに与えられる全国大会への初切符を狙う。
トップはリーグ再開
トップチームは10日(土)の日体大FIELDS横浜戦からなでしこリーグ2部が再開する。8月のカップ戦(2部)準決勝ASハリマアルビオン戦で今季初黒星を喫したが、「内容はよかった。相手が守りを固めた時にゴールの精度を高めないと簡単には勝てない。いい教訓として、リーグに生かしたい」と菅野将晃監督は前向きだ。前節まで11勝1分と首位を堅持。主将の尾山沙希選手は目標に掲げる「優勝で昇格」に向け、「一戦一戦落とせない。皆でしっかり戦えば成し遂げられないとは思わない」と意気込む。
残りは6試合。菅野監督は、現在2位につけるちふれASエルフェン埼玉戦(10月1日/相模原ギオンスタジアム)を山場とみる。「そこまでの3戦を全勝し、ちふれに勝てば優勝が決まる。まずは次の日体大戦を最高の準備をして迎えたい」と話した。
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