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不惑迎えても、初心忘れず 今西法律事務所
相模大野で開業して7年目を迎えた「今西法律事務所」。弁護士の今西隆彦さん(40)は離婚・相続問題といった相談に日々応じるほか、少年事件にも携わり、非行にはしった青少年の更生に心血を注いでいる。
国選弁護人として初めて少年事件を担当したのは開業前、まだ駆出しの頃。「まずは反省文を書いてもらうのですが、その指導にも苦労しました」。手探りで少年と接するなか、何十回と書き直すうちに文章に劇的な成長が見てとれたという。「更生していく姿を目の当たりにして、心が動いたというか。以来、少年事件の担当は極力引き受けています」。その後のフォローも欠かさず、件の少年とは今も交流を続けているという。
どんな相談も受付ける
「身近な弁護士でありたい」。その一心で走り続けてきた30代も終わりを迎えた。「この問題は法律で解決できるのか、といった相談も随時受け付けています」
「人の役に立ちたい。法曹の世界を目指したきっかけです。初心を忘れず、40代も相模原で多くの人に出会い、相談に乗りたいですね」。今日も扉は開かれている。
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