神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

相模原市が不要になった学生服等の回収ボックスを設置 3月21日から市役所などに

教育

公開:2025年3月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
昨年市役所に設置された学生服回収ボックス
昨年市役所に設置された学生服回収ボックス

 相模原市は不要になった学生服の寄付を受け付けるため、専用の回収ボックスを3月21日(金)から5月30日(金)まで市役所などに設置する。この取組は学生服のリユースを促進し、経済的に困難を抱える家庭の負担軽減を目的とするもの。

卒園・卒業から5年以内が対象

 回収ボックスは期間中、相模原市役所本館、緑区役所、南区役所の1階ロビーに設置されるほか、一部の公民館やまちづくりセンターには通年で設置される。

 回収対象は卒園・卒業から5年以内の幼稚園、小学校、中学校、高校の学生服、リボン、ネクタイ、学校指定の衣類(ワイシャツ、ブラウス)など。ただし破損や汚れ、デザインの変更などで活用できない場合もある。

 寄付された学生服は福祉事業所などを運営する合資会社さんぽみちの店舗「学生服リユースさんぽみち」(中央区淵野辺3-4-20)で販売される。

査定額を未来基金へ寄付

 寄付された学生服の査定相当額(買い取った場合の価格)は同社から相模原市子ども・若者未来基金に寄付される仕組みとなっている。この事業は2024年3月まで他の事業者が実施していたが、24年4月から同社が承継し、これまでに1,000点以上の学生服を回収。209,013円が同基金に寄付されている。

購入は事前予約制

 回収した学生服などは状態に応じて3段階にランク付けされ、制服上着1000円〜3000円、制服ズボン500円〜2000円、衣類小物0円〜1500円など、手頃な価格で購入できる。同社の横山志穂さんによると、「相模原市内の中学、高校の制服はほぼ全校あり、横浜や都内の学校の制服が入荷することもある」とのこと。販売は通年行っているが、事前に在庫確認が必要。同社ホームページ(学生服リユース さんぽみちで検索)上のGoogleフォームから問い合わせができる。

 仕分けや袋詰めなどの作業は障害者就労支援施設の通所者が担当していて、この事業は障害者支援にもつながっている。

 回収ボックスについての問い合わせは市みんなのSDGs推進課【電話】042-769-9224。

学生服リユースさんぽみちの店内
学生服リユースさんぽみちの店内

さがみはら南区版のローカルニュース最新6

相模原市で誰でも演奏に参加できるコンサート

鑑賞無料

相模原市で誰でも演奏に参加できるコンサート

5月5日、相模女子大学グリーンホール

4月19日

相模原市で依存症を考える「アディクションカンファレンス」開催

参加費無料

相模原市で依存症を考える「アディクションカンファレンス」開催

5月11日、杜のホールはしもと

4月18日

グリーンホール改修で一部休止

異物混入0へ臨時研修

学校給食

異物混入0へ臨時研修

実例題材に対策思案

4月17日

相模原市に発電機寄贈

県LPガス相模原支部

相模原市に発電機寄贈

災害時の連携呼びかけ

4月17日

古淵駅前に大型ビジョン

古淵駅前に大型ビジョン

交差点から発信

4月17日

メディカルホワイトニングHAKU小田急相模原店

歯科医師と連携するセルフホワイトニングサロンです。完全予約制・個室・24時間営業

https://whitening-haku.com/store/odakyusagamihara/

<PR>

あっとほーむデスク

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

入場無料

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

5月3日から5日、ユニコムプラザで

5月3日~5月5日

さがみはら南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook