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さがみはら南区 文化

公開日:2026.05.28

川柳作家水野さんの担当ラジオが10周年 毎週200句選句 初回で「いける」と確認

  • 自身の著作を持つ水野さん。エフエムHOT839のスタジオにて。バックに写るのは竹中さん

    自身の著作を持つ水野さん。エフエムHOT839のスタジオにて。バックに写るのは竹中さん

  • 担当ラジオが10周年 (写真2)

地元エフエム水曜朝

 本紙連載企画「タケシの万能川柳」でおなじみの川柳作家でコピーライター、水野タケシさん(南区在住)がパーソナリティを務めるラジオ番組「ラジオ万能川柳」が、このほど放送10周年となった。節目を迎えた水野さんに話を聞いた。

 番組は地元局 エフエムHOT839(エフエムさがみ/83・9メガヘルツ)で、毎週水曜日午前9時5分から25分まで放送。朝のワイド番組「竹中通義モーニングワイド」内で、リスナーから寄せられた川柳を水野さんが選句し、パーソナリティの竹中さんとともに紹介している。

 水野さんは、かつてTBSラジオの川柳番組に投句していた経験があり、以前からラジオに親しみを感じていた。そんな中、たまたま目にした同局のボランティア募集に応募。「川柳番組をつくりたい」と担当者に直談判し、2016年に番組がスタートした。

毎週新しい人

 10年を振り返り、最も印象に残っている出来事として挙げたのは、竹中さんが不在の際に「ひとりで放送を担当したこと」だという。「頭の中が真っ白になりました」と苦笑い。現在は毎週約200句が寄せられる人気番組となったが、初回の投稿数は28句だった。「その時の秀逸作品は竹中さんの一句でした。『大相撲ウラ(宇良)返っても勝ち名乗り』。この素晴らしい句を見た時、『この番組はいけるな』と手応えを感じました」と振り返る。

 コロナ禍でも休むことなく放送を続けてきた。「毎週のように新しい人から投句が届く。それがうれしい」と話す。川柳の魅力については、「喜怒哀楽がそのままネタになる。日常のちょっとした発見を詠んでほしい」と語る。生成AIの発達により、「うまい句」はいくらでも作れる時代になった。一方で水野さんは、「感じたことを自分の言葉にすることは、人の営みにとって大切なことではないでしょうか。川柳はそれを気付かせてくれます」と話した。

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