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さがみはら南区 文化

公開日:2026.07.23

郷土史家涌田さん 北里博士の足跡をたどる 7月22日から 相武台公民館で偉人展

  • 期間中展示される予定の拓本(ローベルト・コッホ碑)について説明する涌田さん

    期間中展示される予定の拓本(ローベルト・コッホ碑)について説明する涌田さん

 相武台公民館(新磯野)で28日(火)まで、郷土にかかわる偉人展「日本の近代医学を切り拓いた先駆者 北里柴三郎」が開催されている。同館主催、郷土の偉人展実行委員会主管。時間は午前9時から午後5時まで(27日(月)は休館、最終日は午後3時まで)、鑑賞無料。

 毎年夏に実施されている恒例の催しで、これまで、郷土出身の偉人や戦争と平和、絵画と美術展などをテーマに行われてきた。今回は、世界で初めて破傷風菌の純粋培養を成功させ血清療法を確立した、相模原市にゆかりのある細菌学者・北里柴三郎を取り上げる。

 地元在住の郷土史家・涌田佑さん(97・下溝在住)が仲間とともに1年ほどの時間をかけて準備した、資料や手作りのパネル約100点が並ぶ。展示は第1部「熊本(出生〜青年時代まで)」、第2部「学校法人北里大学・北里研究所病院」、第3部「ドイツ留学時代」、第4部「明治村・その他」と、北里博士の足跡をたどる。

 涌田さんは「1年くらいかけてゆっくり準備した。郷土史家の田口孝平君や弟子たちに手伝ってもらいながらね」と話す。展示資料について問うと、年代や詳細な説明が淀みなく口から溢れ出る。その姿は97歳の年齢を感じさせない。「頭は大丈夫なんだけれど体が先に弱って」と笑顔を見せ、「地域の人たちが楽しみにしてくれているからね、やりがいがある。人間、やっぱり何かやってないとね」と語った。

ギャラリートーク

 26日(日)には涌田さんが展示資料について解説する「ギャラリートーク」も開催。時間は午後1時から2時30分まで。予約不要、希望者は直接会場へ。問い合わせは、同館【電話】046・256・3700。

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