緑区役所や緑土木事務所など、緑区行政の中心を担う施設が入居する「緑区合同庁舎」(緑区西橋本5の3の21)がこのほど、3月18日に供用開始となることが決まった。それに先立ち、閉鎖されていたサン・エールさがみはらとの共同駐車場となる第2駐車場が1月4日からオープンする。
国道16号線「橋本駅南入口」交差点そばで工事が進められている緑区合同庁舎。政令指定都市へ移行する際、南区や中央区は既存施設があったため、区役所がそれらに入居することができた一方で、緑区にはそういった施設がなかった。現在、庁舎の建設工事が行われている場所で保健福祉センターの単体での建設計画があったことから、そこを合同庁舎とすることを定め、完成するまでの間は、「シティ・プラザはしもと」内に間借りする形となった。
工事が進む合同庁舎は、地下2階、地上5階建ての施設で、1階にメディカルセンター急病診療所(4月上旬に供用開始予定)が入り、2階に区役所区民課他が移転する(表参照)。
一方で、シティ・プラザに残るのは、橋本公民館、消費生活センター、市民相談室、ソレイユさがみ。区役所などがあった場所には、現在サン・エールで活動を行っている、働くことや自立に悩む若者と家族を支援する「さがみはら若者サポートステーション」が移転する他、就労支援センターが新設される(6月供用開始予定)。また戸籍等の証明書が取得できる区民課の連絡所(4月予定)、パスポートセンター(6月予定)も入ることになった。
その合同庁舎に先駆けて、第2駐車場が1月4日から供用開始となる。元々サン・エールの駐車場だった場所にあり、232台が利用可能で自動二輪駐車場15台も駐車することができる。オープン後の庁舎利用者、サン・エール利用者が対象となる。
高部博緑区長は「新庁舎は防災活動の拠点施設として耐震性を高め、災害時には緑区の中枢機能を維持し、区民の皆様の安全・安心に繋がる施設になる。入居する各機関と連携しながら、区民サービスの充実を図っていきたい」と話している。
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