緑区はこの程、区内の工場や工房など、見学可能な施設を紹介するサービスをホームページで始めた。区は「区内には長年地域伝統を守ってきた技術や全国的にも有名な品を生産する施設が数多くあります。そういった施設を多くの人に知って頂き、地域振興の一助になれば」と期待する。
緑区には、全国的にも有名な「津久井の組紐」を製造する工場や、芸術の街・藤野のアンティークなどを製造する工房など、魅力溢れる施設が多数点在する。こうした施設を紹介することで、近隣市町村への緑区の宣伝や、企業の将来の働き手の確保につながることを期待して、区は今秋に一般住民が見学可能な施設を公募。その結果4件が集まり、この程区のホームページで紹介することになった。
紹介されているのは、(株)せき製麺(青山)、田倉製紐工場(三ヶ木)、(株)オギノパン(長竹)、BC工房(株)(牧野)。施設の紹介の他、特長や見所が写真入りで解説され、見学可能な日時も掲載されている。希望者は直接施設に電話して、見学に訪れる。
「観光資源として期待」
北村美仁区長は「緑区には、まだ広く知られていない魅力がたくさん詰まっており、工場や工房などもそうした資源の一つです。こうした施設を紹介することで、区内外の方に足を運んでもらい、緑区の素晴らしさを再発見してもらえれば」と話す。
区は、今年度中には10件の工場掲載を目標にしており、現在見学を受け入れてくれる施設を募集中。将来的には見学施設のツアーなども企画して、貴重な観光資源として活用していきたい意向だ。区政策課は「多くの人に実際に施設に来て、見て、知ってもらうことで、区のPRはもちろん、働き手不足の解消につなげていきたい」と話した。
問い合わせは、緑区役所政策課【電話】042・775・8802。
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