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三ヶ木 「白いちじく」津久井名産に 地元農家7人で栽培

経済

掲載号:2017年6月15日号

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白いちじくを栽培する中村美智子さん(写真上)。秋の収穫期に向け、順調に育っている(写真下)
白いちじくを栽培する中村美智子さん(写真上)。秋の収穫期に向け、順調に育っている(写真下)

 「白いちじく」を津久井の新たな名産に-。三ヶ木周辺の農家により結成された「相模いちじくの会(今森節夫会長)」が、全国でも珍しい白いちじくの露地栽培に取り組んでいる。「需要に対し現在は、生産が追い付いていない状況。一緒に生産してくれる方を探しています」と話す。

 ミネラル、カリウム、食物繊維等を多分に含み、健康・美容・ダイエット・アンチエイジングなど様々な効能によりその価値が改めて見直されている「いちじく」。原産地はアラビア南部地域で、江戸時代に薬膳食品として日本全国に広がったとされ、今ではドライフルーツをはじめコンポート、スムージやケーキ、ジャム、フルーツソースなど様々な形で食されている。その中でも、白いちじくは、糖度が20度以上と甘いのが特長。ねっとりとした食感も好評で、皮ごとそのまま食べても美味しいフルーツとしても人気だ。

 栽培に取り組み始めたのは、又野在住の兼業農家である中村美智子さん。6年前から三ヶ木の遊休農地で農業をはじめ、4年前に友人に勧められ、白いちじくの栽培に取り組み始めた。苗はフランス産由来のもの。糖度が高く、水分が通常のものより少ないので冷凍や加工にも適しているという。さらに、中村さんは「いちじくは寒さに強く、背丈もそれ程伸びないので、収穫の時は高い枝に上ることがなく、管理も剪定も非常に楽な果樹です」と生産者にとっての栽培のメリットを説明する。

白いちじくのブランド力向上を

 昨年、中村さんの誘いに賛同した近隣の農家7人で「相模いちじくの会」を結成した。同会では、地元の飲食店や地元商工会などと連携して、いちじくを使ったレシピを考案している他、収穫期となる秋には、観光農園としてもぎ取りを予定するなど、いちじくのブランド力向上のため、様々な試みを行っている。さらに、今年は津久井オリジナルの品種「レーヌブラウン(白い女王)」作りに取り組んでいて、その出来栄えは上々だという。 

 こうした努力が徐々に実を結び、現在、都内の有名イタリアンレストランや大手市場などから出荷の依頼が多数来ている。同会で約500本の栽培を行っているが、需要に対し、生産数が全く足りてないのだという。同会では『津久井で白いちじく1万本』を合言葉に、いちじく栽培に参加してくれる農業者を探している。中村さんは「白いちじくは生産している農家も少なく、貴重な食材です。需要に対し、生産が間に合っていない状況なので、一緒に生産してくれる方を募集します。白いちじくの名産地はまだ定着したものがなく、津久井の新たな名産になる可能性をもった食材ですので、一緒に生産して下さい」と呼びかける。

 詳細は、中村美智子さん【携帯電話】070・6409・0381へ。

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