日本最初の多目的ダムとして知られる「相模ダム」(与瀬)。建設から70周年を記念した「相模湖ダム祭」が7月17日(月・祝)、午前9時30分から午後4時まで、相模湖交流センター、相模湖公園、相模ダム、相模発電所を会場に開催される。主催は相模湖ダム祭実行委員会(鈴木克枝実行委員長)。
1947年6月に竣工した相模ダムは、神奈川県が全国に先駆けて行った広域的な水源開発事業。重力式コンクリートダムで、堤高58・4m。総貯水容量は6320万㎥。戦後から今に至るまで、京浜工業地帯の発展や人口増加に対応する電力、上水道用水・工業用水の供給に寄与してきた。
ダム祭りは、相模湖地区のシンボルとしての湖・ダムの重要性を認識し、森と湖に親しむことによって心身をリフレッシュしてもらい、相模湖の誕生、役割を理解してもらうことを目的に開催されるもの。24回目を迎える。
竣工70年の節目となる今回は、規模を大幅に拡大して実施。各飲食店・射的・遊技場、ボートや相模ダム・相模発電所の見学、遊覧船での湖上学習、魚とふれあう生態学習など毎年好評の既存イベントに加え、相模湖交流センターでは70周年を記念したジャズコンサートと講演会を開催。その他にも、各イベントへの参加や店舗を利用することによりもらえるスタンプラリーを実施、70周年の記念カード(今年末まで相模ダム管理所と相模湖交流センターで配布予定)も配布される。同実行委員会は「相模ダムは地域の大きな観光資源です。今年は楽しいイベントが目白押しなので、来場いただき、相模ダムの役割や歴史を感じて頂きたい」と話した。
問い合わせは、県企業庁企業局利水電気部利水課【電話】045・210・7235。
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