さがみはら緑区版 掲載号:2020年10月29日号 エリアトップへ

2020年度の消防庁長官表彰を受けた 石井 茂さん 中央区東淵野辺在住 59歳

掲載号:2020年10月29日号

  • LINE
  • hatena

「全力投球」で突き進む

 ○…1979年に市消防局へ入庁し消防士として11年勤務した後、救急部署に異動した。先輩の救急救命士と働くうちに「今の自分では助けられない」と痛感。猛勉強を始め、96年に救急救命士の資格を取得した。03年には県北・県央地区のメディカルコントロール協議会の基盤構築に携わり、設立後も円滑な運営に尽力。14年には市内初の指導救命士の資格も取得し、若手の指導育成に励んでいる。それら長年の働きが認められてこのほど、個人では市で初めて消防庁長官表彰を受賞した。「隊員や病院関係者の代表としていただいた。仕事に没頭できる環境を作ってくれた妻や家族にも感謝したい」

 ○…救急隊員の最初の仕事は「患者に安心感を与えること」。32歳の時、搬送先の了承がすぐに得られず、「まずい」と発してしまったことがある。一瞬意識を取り戻した患者に「何がまずいの?」と言われ、ハッとした。今も鮮明に残る苦い経験を繰り返さぬよう「不安を与える言葉は言わない」を自ら徹底し、後輩にも伝えている。

 ○…5年前の津久井やまゆり園の殺傷事件。本部に詰めていても現場の緊迫感は伝わった。犯人が居るかもしれないなか、患者を一刻も早く助けなければならない。指揮官として任務にあたり近隣の市や町、病院に協力を要請。「搬送した26人全員の命を救うことができたのは、多くの協力があったから。日ごろから顔の見える関係を築いておくことの重要さを痛感した」と振り返る。

 ○…コロナ禍で趣味のツーリングもお預け。休日は愛猫とまったり過ごすのが至福の時だ。定年まであと僅か。「初めて人を助けた時からのポリシー、全力投球で突き進むだけ」と笑顔。自らの行動で、救急としての姿を後進へ継承していく。

さがみはら緑区版の人物風土記最新6

久保 武史さん

公益社団法人津久井青年会議所(JC)第40代理事長に就任した

久保 武史さん

中野在住 39歳

1月14日号

飯塚 侑さん

1月1日付で公益社団法人相模原青年会議所(相模原JC)の新理事長に就任した

飯塚 侑さん

大島在住 36歳

1月7日号

秋山 太郎さん

4人組お笑いユニット「ガーリィレコードチャンネル」として活動する

秋山 太郎さん

南区相模台出身 28歳

1月1日号

岩崎 正さん

11月に、市内の飲食、宿泊組合らが立ち上げた新団体の会長に就いた

岩崎 正さん

町田市在住 60歳

12月24日号

大野 幸治さん

このたび相模原市少年鼓笛バンド連盟の会長に就任した

大野 幸治さん

南区旭町在住 49歳

11月26日号

草野 佑太さん

1月に発足したバスケットボールチーム「相模原プロセス」の代表を務める

草野 佑太さん

南区相模大野在住 23歳

11月19日号

あっとほーむデスク

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク