市は9月27日から10月29日(金)まで、義務教育学校含む市内の中学生約1万7千人とその保護者、教職員を対象に、全生徒に給食を提供する「全員喫食」に向けたアンケート調査を実施している。
給食について市は、市立中学30校で選択制のデリバリー方式、6校で給食センター方式を実施している。アンケートでは将来的な全員喫食の実現に向けて、現行のデリバリー給食の評価やニーズなどを把握するとともに、センター給食との比較などにより、今後の中学校給食の改善を図る。
アンケートの主な内容は、デリバリー給食を活用する、またはしない理由、味付け・分量・温度などの給食の内容、小学校給食や保護者、教職員が昔食べていた給食との比較、改善を望むこと、給食に求めることなど。
生徒はタブレットPCを活用して回答。保護者と教職員にはURLをメールで送るなどで通知する。市は「全生徒からの意見を踏まえたうえで、より良い給食にするため検討を深めていきたい」と話している。詳細は市学校保健課【電話】042・851・3236。