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佐野川こいのぼり 今年も群泳200匹 4月28日から8日間

文化

公開:2024年4月25日

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会場は早くもこいのぼりの装飾でにぎやかに(右が小池会長)
会場は早くもこいのぼりの装飾でにぎやかに(右が小池会長)

 「和田自治会 鯉のぼり谷渡し」が4月28日(日)から5月5日(日)まで神奈中バスの和田バス停(佐野川659の3)周辺で開催される。今年は約200匹のこいのぼりが澤井川の上空を群泳する。

 佐野川地区の春の恒例行事となっているこいのぼり。主催するのは住民有志などで組織する鯉のぼり谷渡しの会(小池芳実会長)。期間中は澤井川の上空を約200匹が泳ぎ、会場の飾り付けと合わせると全部で約250匹が会場をこいのぼり一色に染め上げる。群泳場所は両端の山の間が約200mで、澤井川を見下ろすことができる谷地形。さらに、見晴らしがよく風が通り抜ける絶景ポイントで、毎年多くの見物客が訪れている。

 こいのぼりをいつから揚げるようになったかは定かでないが、記録の残る1983年より以前のことという。当初は村おこしのために、和田自治会の下部団体であった「橋場組」のメンバーが、各家庭から借りたこいのぼりを揚げていた。現在は使わなくなったこいのぼりをゆずり受け、それを使用している。サイズは大きいもので10メートル、小さいもので3メートルほど。小池会長は「子どもが生まれたお祝いのこいのぼりをいただいたり、いろいろな思いの詰まったこいのぼりがある。よく見て楽しんでもらえたら。観賞する時は車に注意して見てほしい」と話す。

泳ぎ出す瞬間

 期間中は自由に観賞することができるが、小池会長が「一番の見どころ」とお勧めするのは、こいのぼりが一斉に泳ぎ出す瞬間。「いつも揚げる作業をしているから、その瞬間は下からしか見ることができないけど、やっぱり泳ぎ出す瞬間が一番だね」と声が弾む。取り付けは、初日となる28日の午前8時から行われるので、一般の人の見学も可能。「少ないけどバスに乗って揚げるところを見に来る人もいるよ」と続ける。

イベントも開催

 今年は5月3日(金・祝)から5日までの3日間、こいのぼり会場からすぐの小池会長宅の庭で、地元有志によるポップコーンや綿菓子、焼鳥などの販売を予定(一部無料もあり)。工作体験なども行われる。

 さらに、5月5日の午前11時からは、和田バス停で和太鼓タヲによる太鼓演奏と体験イベントも開催される。なお、こいのぼり会場周辺で例年開催されていた恒例のこいこいまつりの開催は今年はないという。

 詳細、問い合わせは、藤野観光案内所ふじのね【電話】042・687・5581。

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