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相模原橋本RC 10周年で公衆トイレ改修 歴史になぞらえ記念事業

社会

公開:2024年5月23日

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七夕まつりをイメージしたトイレ前の柱
七夕まつりをイメージしたトイレ前の柱

 橋本駅北口にある公衆トイレの改修、美装工事が完了し、5月12日から全面的に使用可能となった。この改修は、橋本を拠点に活動する奉仕団体・相模原橋本ロータリークラブ(RC/原幹朗会長)が創立10周年を迎え、記念事業として行ったもの。事業の実行委員長を務めた沼尾一喜さんは、「みんなのトイレなので、これからもモラルを守ってきれいに使ってもらえれば」と話す。

 この公衆トイレは2000年2月に北口バスロータリーの一角に設置された。1階とその上階に男女トイレ、多目的トイレ(上階は女性用、下階は男性用)がある。

 同クラブは、10周年の記念事業を検討するにあたりロータリークラブの歴史を見直した。その中で世界で最初に設立されたアメリカのロータリークラブの初めての社会奉仕活動が、シカゴ市への公衆トイレの寄贈だったことを知った。同クラブでは毎月、駅周辺の清掃活動を行っており、「トイレをきれいにしたい」とう声も挙がっていたことから、「橋本を拠点に活動するクラブとして、リニア中央新幹線の新駅が設置されるなど大きな変革の中にある橋本で、どうしても汚れていってしまう公衆トイレを改修し、訪れる人に衛生的できれいな状態で使ってほしい」という思いで改修することを決めた。

「明るくなった」

 改修は男性用多目的トイレ、女性用多目的トイレを温水シャワー付き便座に、1階の女性用トイレの和式を洋式に替えたほか、全ての洋式トイレの便座を暖房便座に変更した。さらに、室内を高圧洗浄し、天井や壁面、ドアなどを塗り替えた。塗装部分は環境測定を実施し、人体の安全に配慮して工事を進めたという。トイレ前の柱は橋本のシンボルである七夕まつりをイメージしたイラストのラッピングを施した。

 工事は4月4日から5月8日まで行われ、5月12日に全面的に使用を開始。費用は全て同クラブの寄付金による。完成したトイレについてメンバーは、「これまでは少し暗い感じがあったが、壁も天井も白く塗り替えたので、全体的に明るくなった。このままきれいに使ってもらいたい」と喜んだ。

 市清掃施設課によると現在、旧市域の駅前には16の公衆トイレがあり、温水シャワー付き便座、暖房便座を導入するのは橋本駅北口が初という。副実行委員長の奥田経男さんは「緑区の玄関口とも言える橋本のトイレなので、おもてなしの心で改修することになった。橋本に住む方、訪れる方に快適に使ってもらえたらうれしい」と話す。沼尾さんは「クラブは10周年を区切りに、さらに一致団結してまちづくりに貢献していければ」とさらなる飛躍を誓った。

 一方、駅南口の公衆トイレについては、「リニアの再開発でこの先どうなるか不透明なので、再開発を含めて方向性が決まったその時に考えたい」と同クラブでは話している。

「我が町奉仕」

 同クラブは14年5月に設立。50人程でスタートし、現在の会員は70余名となる。「我が町奉仕」を意識し、緑区・橋本を拠点にして奉仕活動を展開。毎月実施している橋本駅前清掃は延べ80回を数え、橋本七夕まつりでのエンドポリオキャンペーンなど、精力的に活動している。18/19年度には、中米ホンジュラスプロジェクト(母子が質の高い医療を受けられるよう現地のクラブと共に健康づくりの支援)を行い、「RI(国際ロータリー)会長特別賞」を受賞した。

 5月12日には杜のホールはしもとで多数の来賓を招いて記念式典も開催した。10周年を迎え原会長は、「まずはクラブに関係する全ての人に感謝したい。『竹、節ありて強し』(※)。全員で取り組んだ周年事業。これからも意味あるクラブとして精進しつつ、楽しいクラブづくりを目指したい」と抱負を語った。

※…節の多い竹はしなやかで強く、人に置き換えると、たくさんの節目を経験した人間はたくましいことの例え

式典であいさつする原会長
式典であいさつする原会長

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