第39回津久井やまびこ祭りの実行委員長を務める 小濱 裕司さん 中野在住 45歳
「子どもが主役」の祭りに
○…やまびこ祭りが初開催されたのは園児の時。長く地域に根付いてきた恒例行事だと振り返ると、「友達と一緒に楽しんだイベントで、地元の仲間とは今でもその時の話になる」と声が弾む。実行委員長になって大切にするのはその時のこと。「やっぱり祭りは子どもたちに楽しんでもらわないと」。これまでイベントをつないできた諸先輩に感謝するとともに、「子どもが主役」の視点で準備を進める。
○…イベントを主管する津久井商工会青年部に入会して8年目。「『青年部の活動はやまびこ祭りを成功させること』という言葉が胸に刺さり、子どもの時の思い出が蘇った」と入会を決めた。しかし、台風19号や新型コロナウイルスの影響でイベントは4年連続で中止に。昨年は個店部会長を務め、満を持して実行委員長に。「39回目の重みを感じつつ、自分が楽しんでやってます」
○…生まれは中央区で幼少の時に中野に。それからは地元の小中高に進んだ。建材メーカーに就職し建築業界でスタートを切ると36歳で独立。翌年には法人化し、現在も忙しい毎日を送る。旅行が好きでミスターチルドレンのコンサートで沖縄に行って以来、その魅力にぞっこん。「海の透明さとゆっくりした時間は現地でしか味わえない。10周年の社員旅行は沖縄の小浜島に決めてます」と照れ笑いを見せる。
○…青年部には同世代が集まっており、仲の良さを強調する。45歳までの青年部は今年がラストイヤー。そんな仲間と作りあげる祭りの準備もいよいよ大詰めだ。うまくいかないことがあっても、「いい事ばっかある訳ないよ それでこそマイライフ」と好きな歌詞を思い出し切り替える。「地元の良さが子どもたちに伝わるように。大いに祭りを盛り上げたい」
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