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さがみはら緑区 社会

公開日:2026.06.10

「最先端の開発」への挑戦 アクセスエンジニアリング株式会社【さがみはらロボットフレンドリーDay】

  • 同社が開発するmovBotに乗る中村会長

    同社が開発するmovBotに乗る中村会長

  • 開発の思いを話す中村社長

    開発の思いを話す中村社長

 機能支援モビリティロボットを手掛けるアクセスエンジニアリング株式会社(中央区田名)。エレベーターに代わって各階へ昇降移動ができる世界初の車椅子ロボットの市販化へ向けて開発を続けている。

 同社は製品や部品の調達・供給を行うものづくり商社だが、「現在は自社ブランドのロボット開発に力を入れている」と中村光寿社長は話す。

 きっかけは中村賢一前社長(現会長)の友人が後天的な障害により、車椅子での生活を余儀なくされたことだった。「家の中の段差による支障を解消し、快適に暮らせる機器はないか」という相談を受け、解決策を考える中で自社でのロボット開発を決意した。

「困った」の解決

 同社が掲げる使命は、高齢者や障害者、ケガ人など、足腰に課題を抱える人々が健常者と同じように生活・行動できる社会の実現。中村社長は「ロボットには人間以上に『困った』を解決する力がある。人間ができないことを簡単に成し遂げられるのがロボット」とその可能性を強調する。

 一方で、最先端の開発ならではの課題にも直面している。世の中にない新しいロボットであるため、前例がなくルールづくりから始める必要がある。さらに、社会に受け入れられ、導入しやすくするために「ロボットフレンドリーな環境」の整備も欠かせない。ロボットは完成させるだけでなく、周囲の理解があって初めて社会に普及すると考える。

 「行きたい場所を伝えるだけで、どこにでも連れて行ってくれる乗り物ができたらいい」と将来の夢を語る中村社長。誰もが自由に移動できる未来の実現に向け、新たなモビリティの可能性を切り拓いていく。

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