今年で50周年を迎える東京都行政書士会町田支部の支部長を務める 生駒 洋子さん 中町在住 70歳
いつでもアクティブに
○…「小さい頃から独立心が強くて」。何でも思ったら自らすぐ行動に移すタイプ。支部長という役職に最初は不安もあったが、持ち前のチャレンジ精神と責任感の強さで「なったからには力を尽くす」と話す。着任して2年目、約90人の会員をまとめるのではなく、サポートして貰いながら支え合い活動する。行政書士の認知度を上げるため市民を対象にセミナーを開催。新たに資格を取得して開所した行政書士のアドバイザーとしても貢献。「より良い市民生活を送れる手助けになれば」
○…会計事務所に長年勤務していたが、両親の介護のために50代半ばで退職。その後、個人で出来る仕事として行政書士を目指すことに。資格を取得するため専門学校に通い、吹き込んだカセットテープを毎日何時間も聞き込んだ。20代の友人が2回、3回と受験回数を増やしていく中、見事1回で合格。「資格取得の為に勉強していた主婦の友人が多かったが、私は生きていくためだった」。1998年に自身の事務所を開所。「母は心配しながらも応援してくれた。一生懸命働いていることを伝えたい」と亡き母に語りかける。
○…趣味は旅行。特に海外へ一人旅に行くのが好き。「外国は開放感があるから楽しい。最近は忙しくてあまり行けていないし、娘に心配されてしまうの」と微笑む。旅先の情報を調べるため、パソコン等の機械操作はお手のもの。iPhoneも簡単に使いこなす。「だって便利でしょ」と声を弾ませる。「手芸とか女性らしいことは苦手だけどね」
○…「安全なまちに安心して暮らしている方々がいて成り立つ仕事」と話す。50周年の記念行事として、暴力団排除セミナーを開催。「様ざまな活動をしながら市民にアプローチし、行政書士を知ってもらうことで、安全性の向上に繋がる。不況のときはなおさら頑張らないと」。50年の重みを感じながら、気持ちは常に前向きだ。
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