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町田 人物風土記

公開日:2015.06.18

町田・相模原経済同友会の代表理事に就任した
松下 和雄さん
鶴川在住 66歳

信頼、そして喜びを提供

 ○…「市民のみなさんに、少しずつだけれども、認知され、我々の活動に期待を寄せ始めてきています。その期待に応えられるようにしていきたい」と抱負を語る。同会は今期で創立10年を迎える。「初代は会を引っ張ってくれ、2代目は組織作りに尽力してくれました。私は会員相互の交流と、例会などを通して会員が学べる場の充実を図っていきたい。色々な人が集まれる会になれば」と話す。

 ○…福井県で生まれ、渋谷区で育つ。「体が弱く、いつも病気していたな。半分くらい欠席していたよ」と子どものころを振り返る。小学2年くらいから体も強くなり、中学では卓球部に所属した。そのころ、父親が『オーディオテクニカ』を創業。レコードプレイヤーの部品開発・製造を行った。高度経済成長時代でもあり、レコードプレイヤーも各家庭に普及し、ステレオセットなど性能・機能も技術革新が行われた時代だった。65年には町田市に新しく工場を建てた。

 ○…小さい頃の夢は弁護士や建築家だった。「理科や算数が好きだったからかな。国語や歴史は苦手だったな。覚えなくてもよい教科が好きだった。なまけものなのかな」と笑う。大学卒業後に同社に入社。ニーズに応えた開発力と技術力の高さで、業績は順調だったが、CDの登場で主要製品の変更を余儀なくされた。これまで培った開発力・技術力を武器に、ヘッドフォンやマイクロフォンにシフト。エンドユーザーが一般の人に変わり、『オーディオテクニカ』の社名は世界へと拡がった。今では全国100カ国に販売。マイクロフォンはグラミー賞やオリンピックにも採用され、世界の有名アーティストも使用している。

 ○…世界を飛び回る忙しさだが、オフの日は読書をしたり、家の周りを1時間ほど散歩して気力を充実させる。「信頼させることが大切。喜んでもらえる商品を提供し続けること」。基本はいつもでも忘れない。

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