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町田 人物風土記

公開日:2015.11.05

里山体験をプロデュースする一般社団法人まちやまの代表を務める
塚原 宏城さん
下小山田町在勤 36歳

地に足つけ、人と自然つなぐ

 ○…「奇跡的に残っている『里山』。ここを使わずどうするんだって思って」。里山体験を通じて、自然・人・社会と調和がとれる人を育んでいる。結婚を機に北海道での市役所勤めを辞め、かねてからの夢、環境教育の道に。国際自然大学校の実習生を経て職員となり、自然体験プログラムを企画運営して6年。独立し、町田の里山を拠点とする「一般社団法人まちやま」を立ち上げた。

 ○…「チーチーチー」「クルルルル」。聞こえてくる虫や鳥の声を当てる「ネイチャーゲーム」の一つ「音いくつ」。ゲームを使い、子どもたちや大学生たちに、自然を好きになってもらう。環境に意識を向けさせる。「そういうつなぎ役ですね」

 ○…新潟県で生まれ育った。「根が真面目で、どちらかというと活発」だった少年は、近くのお墓に秘密基地を作り、センダングサをぶつけ合う普通の”田舎の子”。クラス長を務めた高3の体育祭、クラス内の別々の仲良しグループを、役割分担するなどしてまとめあげ、見事優勝に導いたことは良い思い出。そんな「みんなの場づくり」が好きで、それは今に繋がっている。大学では土木を学ぶ。「ものづくりや街づくりは好き。開発などは自然を壊すイメージがあるけど、逆に環境に配慮したり、関わることが多い」。その大学時代に付き合い始めた奥さんも環境関係の仕事に就いている。「支えてもらっていますよ。色々と」

 ○…自然を求めて田舎暮らしをする人が増えている。「いきなり農業は大変。だから”農体験”。月に1回なり、2回なり『都市近郊の田舎』を体験して、ステップアップする場となれば。『塾』みたいな感じかな」と話す。「まちやま」には「町田の里山」だけでなく、まち=都市や人と「やま」=自然を繋ぐという意味合いを持っている。自分ひとりでなく、ネットワークを広げていく。「人の手が入る。結果として自然や景観が守られる」と意欲的だ。

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