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町田版 公開:2016年11月24日 エリアトップへ

イラストレーターで、市内外で活躍する いとう みちろうさん 原町田在住 34歳

公開:2016年11月24日

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ファンタジーの担い手

 ○…鮮やかな色合いと柔らかいタッチで描かれる自然の中の、空想上の生き物や世界観が印象的。透明水彩やアクリル絵の具、パソコンで生み出される作品は、絵本や、児童書などの挿絵・表紙絵、ビジネス用のイラスト素材、スマートフォンのアプリなど多岐にわたる。先日終了した中央図書館での展示にも多くの反響があった。「知り合いも見に来てくれて、たくさんメッセージもいただき励みになります」と笑顔で語る。

 ○…伊勢原市生まれ。小学4年で町田に転校。藤の台小、金井中、町田高で青春時代を過ごす。絵は幼いころからずっと好きで、「クラスに1人、2人いる絵のうまい子でしたね」。出し物のセットや児童会の選挙ポスター、文化祭の看板などは「自分の出番」だった。進学を考えたとき、自分には美大は無理だろうとフリーのイラストレーターに。「できる気がしていたけど、とんでもない。学校に行けばよかったなと、何度思ったことか」と振り返る。「今、ようやくたどり着いた感じ」

 ○…10年ほど前、食べていけない時期があり、ひなた村でのアルバイトを掛け持ちしていた。そこで出会った「キンボール」。バレーボールに似た球技で「ありえないくらい大きいボールを扱う感覚が楽しい」と語る。現在も「町田キンボールスポーツクラブ」で細々と続けている。「当時の子どもたちが高校生〜大人になっているんですよ。教えるだけでなく、自分の運動不足解消にも、”バコーン”って」と楽しんでいる。

 ○…「画風は全然違うけど…」、好きな画家は「ゴッホ」。『ひまわり』以外の風景画を見て、”狂気の人”とは考えられないような、牧歌的でキラキラしたものを感じたという。「あとは宮崎駿や藤子不二雄など、子どもに向けた作品を作っている人には憧れますね」。子どもに見てもらうものだから、と「明るくはっきりした色と線」を心がけ、頭の中に広がる世界を様々な形で世に送り出す。

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