今、フットサル「Fリーグ」が熱い――。
昨シーズン(2016/2017)はリーグ戦で3位、プレーオフ準優勝という結果を残し、今シーズンは「優勝」を期待されているASVペスカドーラ町田。
チームは現在、リーグ優勝こそ厳しい状況となっているが、昨年度チャンピオンのシュライカー大阪に3戦3勝、9度のチャンピオンである名古屋オーシャンズにも2勝1敗と勝ち越すなど、その地力を見せつけている。
シーズン中盤まではケガ人が多く、ベストメンバーでは戦えない試合が多かったものの、若手選手が出場機会を掴み、成長につながったことで選手層に厚みが増したことも好材料となった。さらに、日本代表の滝田学選手が長期のケガから復帰し、コンディションが整いつつある終盤戦は、さらなる好結果が期待できるだろう。
すでに出場を決めているプレーオフ(来年1月13日〜21日に駒沢屋内球技場で開催)を制し、「Fリーグチャンピオン」を獲得する体制は整ってきた。あとは町田から押し寄せるサポーターの後押しを得て、最高の結果を出すだけだ。
「町田市立総合体育館で行なわれる試合に勝ち続けること、日本一のフットサルクラブになること、魅力的なチームになることが、町田市民の誇りになる」と提唱するペスカ。「チームを支えるたくさんの人々がいるからこそ、勝利や強さを求め、日々の練習では一切の妥協をせず、試合では一心不乱に戦う事ができる」。その思いを胸に、頂点を目指して市民と共に戦っていく。
注目選手は
大舞台で力を発揮する日本代表の室田祐希選手、森岡薫選手、滝田学選手、ピレスイゴール選手の4人は今季も注目の的。プレーオフ優勝へ向けた戦いで活躍が期待される。
また、No・23中村充選手とNo・14伊藤圭汰選手は今後に期待が持てる有望株。来シーズン、その姿を見る機会が増えるだろう。
地域に愛される存在に
2007年より「青少年の健全な育成に貢献する」「地域社会の一員として豊かな町づくりに貢献する」「町田市から世界と戦えるクラブへ」という3つの理念を掲げている。
この理念に基づき「町田市民に愛されともに夢を共有できる存在でありたい」と願うペスカは、試合がない週末は選手自らが様々な地域イベントに積極的に参加。フットサル教室や体力づくりだけでなく、薬物乱用防止普及啓発への協力や、「命」の大切さを伝えるキャンペーンなど、様々な分野において、スポーツやフットサルを通じて自分たちのできることを考え、行動に移し、そして発信していく。
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