町田版 掲載号:2018年3月1日号
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2017年度プロレス大賞の最優秀タッグチーム賞を受賞した 石川 修司さん 相模原市南区在住 42歳

遅咲きレスラー、今なお全盛

 ○…「最高のパートナーともっと大暴れしたい」。諏訪魔選手とは自身が三冠をかけた大会で激しくぶつかり合った仲。「戦って、わかり合えた」と振り返る。その思いが伝わっていたようで、相手の方から「タッグを組もう」と言ってきた。最強コンビは破竹の勢いで大会を制し、最優秀タッグチーム賞に輝いた。

 ○…身長195cm、体重135kgの巨漢。岩手県出身。4500グラムで生まれ、母や家族を驚かせた。実は巨漢になったのはプロレスラーになってからで、幼い頃から「ずっと長身でひょろひょろ」だったという。小学校時代はプロレス中継の全盛期。祖母と一緒にテレビでジャンボ鶴田を応援するのが好きだった。高校時代にプロレス熱が再燃し、毎週仲間と「週刊ゴング」を読み回した。その時、柔道部の一つ先輩にDDTの佐々木貴選手(現フリーダムス代表)がいた。

 ○…大学入学を機に町田に。「男3人で北海道を自転車で一周したのは楽しかったな。時間があれば日本一周もしてみたかった」。現在、興行で全国各地を飛び回る。「行ったことのない場所に行けるのがプロレスの醍醐味でもあるね」。卒業後、機械メンテナンスの会社に勤めたが、「このままでいいのだろうか」とふつふつと沸いた感情を抑えきれず、佐々木先輩を頼ってプロレスの世界に飛び込んだ。27歳のことだった。

 ○…好きで始めた事だから「痛い」「キツイ」も苦じゃなかった。同期や先輩が年下でも気にしなかった。長身を生かし、ジャイアント馬場のオマージュレスラーとして会場を沸かせたこともあった。「自分が求めていた今のスタイルに戻すのは苦労した」。体格も改良した。より強くなるために。そんな過去があって、今がある。成績も内容も充実した2017年。ここをピークとは思わない。「生涯全盛でいたい」。引退後のことを考える時もあるが、今はまだこの巨体が動く限り、ピークを延ばしていく。

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