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NPO法人ひまわりの会代表で認知症フレンドシップクラブ町田事務局の代表を務める 松本 礼子さん 市内在住

掲載号:2020年2月13日号

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「それでいい」と寄り添う

 ○…2月15日(土)の認知症の人が暮らしやすいまちづくりを考える「Dサミット」に講師の一人として登壇する。デイサービスなどを行うNPO法人「ひまわりの会」の代表。会の取組の一つに「本人会議」がある。住宅街の中の一軒家に当事者や家族、サポートする人たちが集まり、日常の出来事を話し、情報を共有する。困りごとや願いを聞いて、みんなで考えて解決していく。当事者が講演する場を作り、”生の声”で世間に理解を深めさせるのも役割。

 ○…姑の介護がきっかけで福祉の世界に。今と違い、自分も周りも認知症を理解する知識がなかった。子育ても重なり余裕もなかった。だから「仕方なく」舅は自分の妻を家に閉じ込め、自分も勤務先に知られたくないと距離を空けたことも。「もっと自分たちがやってあげられることがあったはず」と悔やむ。最期は冷たく閉ざされた病室だった。「唖然としました。人権が閉じ込められているようで。二度と、誰もこんな状態にさせたくない」。それが今の自分の原点。「仕方ない」はもう絶対使わない。

 ○…福島県出身。高校時代、通える距離に学校がなく一人暮らしをするよりは、と横浜の叔母のの下へ。「方言が恥ずかしくて、なかなか友達としゃべれなくて」と勉強に没頭した。そのまま都内の大学に進学、そして就職。大学時代に知り合った夫の地元町田へ。

 ○…「自分のことはその人自身が決める。周りはそれを応援するだけ」。入職した介護施設の当時の理事長の言葉を、独立後もずっと心に留めている。食べたい、行きたい、泣きたい、怒りたい、全て思いきりやらせてあげる。無理強いせず、否定せず、自分たちは「それでいい」と寄り添うだけ。社会全体がそうなればいいと願う。

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